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【ヘルシンキのおすすめ雑貨店や器屋4選】お土産探しにも◎ フィンランドならではのものに出合えるお店

  • 2023.12.8

眺めるだけで魅了されてしまう北欧雑貨。今回、モデル・kazumiさんと手仕事の温もりが感じられる、フィンランドの素敵な雑貨店を訪れました。洗練された日用品の素晴らしさを感じてみて。

#01_自分へのお土産が見つかる Helsinki Second Hand <ヘルシンキ セカンド ハンド>

店内の様子。たくさんの商品から、自分のお気に入りを発掘できます。

日本と同じく物価高騰中のフィンランドでは、一般家庭にある日用品を再利用する「セカンドハンド」の価値観が定着しています。市内にも専門ショップが増え続けており、今回訪れたお店には、広大な地下スペースに、家具、雑貨、洋服、書籍など幅広いジャンルを展開。引っ越しの際に不用になった日用品をまとめてひきとり、それらを販売しています。なかには、アルテックやイッタラなどの名品も並びます。状態によって値段が異なるので、吟味する楽しみも。

kazumiさんが見つけたのは、オイバトイッカのワイングラスと、アラビアのピッチャーなど。
「ちょっとずつコレクトしていたものと、ようやく出合えました」

Helsinki Second Hand   Korkeavuorenkatu 5, 00140
11:00~18:00(月~金)、11:00~16:00(土) 定休日:日   *掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります   https://www.helsinkisecondhand.fi/

#02_フィンランドデザインの歴史を知る Iittala Arabia Design Centre<イッタラ&アラビア デザインセンター>

1873年に誕生したブランド、アラビアと1881年に誕生したブランド、イッタラの歴史を展示しているギャラリー。北欧を代表するデザイナーたちが手がけた歴代の作品が一望でき、それぞれのブランドの軌跡も辿れます。時代を経ても芸術的で実用的な作品たちは、今も変わらず魅力を発しています。1Fのショップではアラビア150周年に復刻したエミリアも発売中。

フィンランドデザインの巨匠カイ・フランクがアラビアのアートディレクターを務めていた時代にデザインチームに所属していたウラ・プロコッペの代表作のひとつ、バレンシアシリーズ。彼女が生み出した、南欧からインスピレーションを得た作品は今も根強い人気です。kazumiさんも同シリーズのビンテージアイテムをコレクト中。

ギャラリー横に併設しているアラビア・アートデパートメントに現在所属する作家たちのアトリエ。デザイナーのヘイニさんはアラビアで人気のHuvila(フヴィラ)や、オンラインショップ・スコープが別注して復刻したRuno(ルノ)シリーズも手がける。

Iittala Arabia Design Centre

Hämeentie 135 A 8th floor, 00560 Helsinki
11:00 ~17:00(火~金・shopは19:00まで)、10:00~16:00(土)、12:00~16:00(日)
定休日:月(祝祭日なども営業時間の変更あり)

*掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります

#03_自然を表現したテキスタイル Lapuan Kankurit <ラプアン カンクリ>

フィンランドの西部にあるラプアという小さな街でスタートしたテキスタイルメーカー・ラプアン カンクリ。天然素材のリネンやウールを使い、熟練の職人たちによって丁寧に織られた上質なファブリックは使うほどに味わいを増していきます。テキスタイルのモチーフになっているのは湖や森林など、フィンランドの雄大な自然。企業として自然を守る活動も行う。

ブランド創立50周年を記念してリデザインされた、海に浮かぶ島々をイメージして描いたメレッラ(右)と風に揺れるガマの穂を描いたオスマンカーミ(左)。オスマンカーミリネンブランケット(145×200cm)¥26,400は日本のオンラインショップでも購入可能(www.lapuankankurit.jp/)

デザイナーの小林恭さん・マナさんが主宰する日本の設計事務所「ima」が手がけた店内。ぬくもりある、アットホームな内観とアートピースがセンスよくレイアウトされています。

Lapuan Kankurit

Katariinankatu 2, 00170 Helsinki
11 : 00~18 : 00(月~金)、
10 : 00~16 : 00(土)
定休日:日

*掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります

#04_現地の女性たちに人気のジュエリーブランド Kalevala Outlet & Experience <カレワラ アウトレット&エクスペリエンス>

夏至のバラをモチーフにした、ミッドサマーナイトローズシリーズ。ピアス¥26,000~、ネックレス¥21,000~。掲載したものはどれも、日本の公式サイトでも購入できます。

85周年を迎えた老舗のジュエリーメーカー・カレワラの工場に併設するアウトレットストア。フィンランド人にとってカレワラは、母から受けつぎ、次は娘へ……と世代を紡ぎ愛用されている日常使いのジュエリー。伝統的なモチーフ、フィンランドの自然、ともに生きる動物たちから着想を得たデザインに、素材はブロンズやシルバーがメイン。過去の作品を買い取り、リペアやリプロダクトし再販する活動も続けている。

kazumiさんが「かわいい!」と試着したイヤリングは、ツンドラ¥51,500。別売りのピースを購入したら、さらに大ぶりなデザインに更新。

約80年前からあるブランドを代表するモデル「ハートリング」。写真はリングに形成する前のもので、商品はすべて手作業で仕上げています。

工場には金細工職人を含む40名が、製造部門に在籍し、春秋で新作リリースを続ける。

Kalevala Outlet & Experience   Hankasuontie 11A,00390 Helsinki
14 : 00~18 : 00(月~金)
定休日:土、日   *掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります   www.kalevalashop.jp

model:kazumi photograph:Miho Kakuta edit & text : Liniere.jp

リンネル2023年12月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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