【三鷹】「菫花堂（きんかどう）」丁寧に作られた こだわり和スイーツのお店

早いもので今年も残りわずか…師走のせわしない時期ですが、手作りの優しいおやつでほっと一息つきませんか？ 素敵な和スイーツのお店「菫花堂（きんかどう）」さんをご紹介します。

三鷹駅南口から、さくら通りを10分ほど歩いたところに「菫花堂（きんかどう）」さんはあります。今年の夏にオープンしたばかりの新しいお店です。小金井市の出身の店主さんが、地元武蔵野エリアでお店を開きました。お店のコンセプトは「ちょっといいことがあった日のおやつ」です。

ちょっといいことがあった日のおやつに

小さな店内に入ると、ショーケースの中に美味しそうなお菓子の見本が並んでいます。こちらはテイクアウトのみのお店です。入口にドリンクサービスもあって、この日は「酢みかんと粗糖のホットウォーター」。うれしい心遣いがありました。

丁寧に作られたこだわりの和スイーツ

商品は全て店内の工房で作られています。通年商品の「菫花どらやき」の他に、果物の旬に合わせて作られた和スイーツが並ぶそうです。 私が訪れた日は「菫花どらやき」と冬季限定メニューの「菫花どらやき 安納紅」・「菫花どらやき あんぽ柿バター」・「柿の羊羹」そして「琥珀糖」がありました。

私が購入したものがこちら「菫花どらやき」「菫花どらやき 安納紅」「柿の羊羹」です。

看板商品 菫花どらやき

看板商品の菫花どらやきは、工房で１枚づつ丁寧に焼き上げられたもの。小豆や小麦・卵など、材料は全て産地や特性にこだわった、選りすぐりの食材が使われています。 立川の伊藤養鶏場の卵は黄身が濃いのが特徴。どらやきの色味が濃いのはそのためだそうです。小豆の風味が優しく、甘すぎない上品な味わいのどらやきでした。

冬季限定 安納芋のどらやき

冬季限定の「菫花どらやき 安納紅」は種子島から直送の安納芋が使われています。砂糖・みりん・塩のみで味付けされたシンプルなきんとんあんです。安納芋そのものの甘味と、ねっとりとした食感がとても美味しい一品でした。

こちらも今の季節ならではの和菓子「柿の羊羹」。柿味の羊羹は初めて頂きました。渋みが無い完全甘柿を使用しているとのことで、熟れた柿をそのまま食べているような深い甘さを感じました。

地域の方々に喜んで頂きたいという思いから、これまでにブルーベリーや栗など、地元三鷹産の食材を使った商品も作られています。それぞれの季節に合わせどんなお菓子がお店に並ぶのか…これからもとても楽しみです。

「菫花堂（きんかどう）」さんの和スイーツは、こだわりをもって丁寧に作られた優しく上品なお菓子です。まさに「ちょっといいことがあった日のおやつ」に相応しいもの。お友達への差し入れに、自分へのご褒美に…また伺いたいお店です。

◆菫花堂（きんかどう）◆ 東京都三鷹市下連雀4-1-5 営業日 木曜・金曜・土曜 営業時間 11時から17時まで（商品が売り切れ次第営業終了となります） Instagram： https://instagram.com/kinka.do ※取り扱い商品は日より異なります。Instagramにて最新の情報をご確認の上お出かけ下さい。