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文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを

  • 2023.12.7

平安時代から歌に詠まれ、志賀直哉をはじめ多くの文人に愛された城崎温泉。文学の街にふさわしいブックカフェが城崎温泉駅から歩いて2分のところ、温泉街につながる駅通りにあります。 約3000冊の短編小説が揃い、自由に本が読め購入もできます。また、オリジナルのスイーツやドリンクが楽しめるカフェと、地元の特産品が勢ぞろいしたセレクトショップも併設。湯上がりにふらりと、電車の待ち時間にと気軽に立ち寄ることができますよ。

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを

温泉街に合わせ独自にセレクトされたブックカフェ

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
羽ばたくような城崎限定本のオブジェなと随所にこだわりが伺える

「短編喫茶Un」には、短時間で物語がおもしろく読める本を主軸に小説やエッセイ、詩、和歌、絵本、写真集、4コマ漫画など多彩なジャンルが取り揃えられています。本のセレクトは本を選ぶプロ・ブックディレクターにより、城崎温泉に合うものや、訪れるお客さんに合うものを考えた結果、短編(小さな物語)にこだわって集められました。

企画棚もあり、「5分で読める」「30分で読める」「3時間で読める」「一生をかけて読む」と時間別にわかりやすく分類され、本を選ぶ人への配慮を感じます。

しっとりとした和×洋スイーツ「生バターどら焼き」

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
「生バターどら焼き」330円~350円。チーズショコラ、日本海の塩ミルク、黒ゴマ、宇治抹茶、紫いもに、季節限定の6種類

1階にあるカフェでは、人気スイーツの「生バターどら焼き」やドリンクを提供。
「生バターどら焼き」は、酒粕や甘酒、はちみつなどを使った生地に甘さをおさえた餡と、しっとりと口溶けの良い特製バタークリームをサンド。新食感のどら焼き6種類がイートインやテイクアウトで味わえます。

自宅のリビングのようにくつろげる空間

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
(左上・下)1階は本のコーナーに、カフェやセレクトショップがある(右上・下)2階はのれんがかかった半個室をはじめ、さまざまなタイプのテーブル席が配され、存分に読書が堪能できる空間

館内のコンセプトは、「もうひとつの自分リビング」。自宅のようなに落ち着ける、ゆるりと寛げる空間を目指した内装です。
デザインも気負いすぎず、フラットにニュートラルな雰囲気を大切にして、来訪者の「居心地」に寄り添うように設計されています。

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
手前は週末限定のちくわパン。サウナグッズなども販売するセレクトショップ

セレクトショップでは、城崎名物のちくわパン250円~(土・日限定)をはじめ、ここでしか出合えない但馬、丹波、丹後地方の特産品、名産品を数多く集めていて、地域ならではのおみやげを買いたい人におすすめです。

城崎温泉の魅力が詰まった素敵スポット

文学のまち・城崎温泉のブックカフェ「短編喫茶Un」で、3000冊の短編小説とオリジナルスイーツを
店舗は元果物屋さんだった建物の骨組みを生かし改装

気軽に文学に触れられ、スイーツも。さらに、地元の名物などをおみやげとして買えることもできる「短編喫茶Un」。まさに、城崎温泉の魅力が詰まった場所といえそう。

館内は普段、本を読む習慣がなくても、自然と手に取れる雰囲気になっています。お気に入りの本を見つけて、おいしいおやつとドリンクをお供に、まったり過ごしてみてはいかがでしょうか。

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