1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「お義母さんとは二度と会わない」義実家でテーブルをひっくり返した妻。その衝撃的な理由とは!?

「お義母さんとは二度と会わない」義実家でテーブルをひっくり返した妻。その衝撃的な理由とは!?

  • 2023.12.7

新婚の私は、在宅で仕事をしながら夫のことをサポートしています。毎日が幸せで、結婚して本当によかったと思っているのですが、毎週末に義実家から食事に誘われることがすこしストレスでした……。

結婚前は、義母と良好な関係を築いていたと思っていたのですが、結婚してからすこし冷たくなったような気がしています。たまたまかもしれませんが、話しかけても無視をされることが多くなったような……? 義実家に行きたくないと思うのは、そんな義母とのことが理由でもありました。

もう「お客さん」ではいられない

ある日、隣町に新しいビュッフェができたことを友だちから聞いた私は、週末に行ってみようと思い夫を誘いました。すると夫は「週末は義実家で食事をしよう」と義母から誘われていると言い、ビュッフェはまた別の日に行こうと提案されたのでした。


先日も義実家での食事に誘われていたものの、なんとなく義母から嫌われているのかもと思っていた私は気が乗らず、夫だけ行ってもらっていたこともあり、さすがに今度は行かなくてはいけないと感じました。義母のことは夫にも相談していますが、そんなに関係が悪いようには見えないようで「結婚して家族になったことで義母がいい意味で気を遣わなくなったのではないか」と言うだけでした。たしかに、夫の言うように悪い意味はないのかもしれないとも考え、私はあまり気負わずに行くことに。

翌日義母から連絡が。週末は親戚から届いたカニや海産物をたくさん振舞ってくれると言われ、私は大喜び! やっぱり嫌われているなんて思っていたのは私の勘違いだったのかも……なんて思っていたのですが、そこで義母から態度が変わった理由を聞かされました。

「ほら、うちに来てもお客さんだったでしょ?」

私は、すぐに意味が理解できずにいました。すると……。

「嫁のくせに動かないっていう意味だったんだけどwもう嫁なんだから自分から動いてもらわないと」

……決してお客さんでいたつもりはなかったのですが、そう思われていたのなら直さなくてはいけないと思い「これからは積極的にお手伝いする」と伝えました。


すこし厳しいことは言われたものの「これくらいで嫁いびりだなんて思わないように」とも言われ、私もそんなのもかと思い、特に夫にはこのことは言わずにいました。

勘違いではなかった…

そして迎えた週末。夫とともに義実家に向かった私でしたが、カニや海産物を味わうことなく、義実家を飛び出してしまいました。テーブルごとひっくり返して……。そして、夫からは怒りの電話が。

「今すぐ帰ってきて母さんに謝れ!」

私だって、好きでテーブルをひっくり返したわけではありません。

「シにたくないからお義母さんとはニ度と会わない」
「は…?」

私の言葉を聞いて驚く夫に「食事は片付けたのか」と確認すると、義母は寝室で泣いており、義父はそれを慰めているところで「今から夫が片付けるところだ」と答えました。それなら、私の席にあった食事を確認してほしいと頼み、しばらくして渋々カニを確認しに行った夫が戻ってきました。私の言っていたことが理解できたようです。


実は、私の席に用意されていたカニは、糸を引いていて明らかに腐っていました。これまでも、私だけごはんが冷めていたり、お肉がなかったりと、疑問に思ったことはありました。


でも、勘違いだと自分に言い聞かせ、夫にも言わずにいたのですが……。ここまでくると、やはり勘違いではなさそうです。

夫は義母に二度と私に近づかないように言ってくれ、私はそのまま帰宅しました。

負の連鎖は断ち切らないと

数日後。私のもとに義母から謝罪のメッセージが届きました。しかし「私も悪いと思うけどあなたも悪いと思う」「嫁というのは一家の所有物であり、夫両親の命令には従うもの」など、謝罪とは思えない文章が書いてありました。


義母は自分だってずっと耐えてきたのだから、私にも我慢するようにと言うのです。しかし、夫経由でまだ存命の大姑に確認してもらったところ「嫁いびりなんて一切していない」というのです。むしろ、自分自身が嫁いびりをされてきたため、義母が嫁いできたときには、やさしく接しようと努めていたそうです。それなのに、義母が私に嫁いびりをしていると知り、さぞショックだったでしょう……。


そして今回の一件を知った大姑は、義母の心を入れ替えるため「しばらく面倒をみる」と申し出てくれました。義父にも納得してもらい、大姑のもとで昔ながらの嫁いびりを味わってもらうことにしました。これで自分がしたことを反省してくれたらいいなと思います。

最愛の息子が、結婚してからあまり家にこなくなってしまい、嫁である私のことをベタ褒めしている姿をみて、なんだか息子を取られてしまったような気がして寂しくなったというのが、嫁いびりの理由だそうです。気持ちは分からなくもないですが、だからといって今までのことが許されるわけではありません。仲良くしたいという気持ちもありましたが、これ以上負の連鎖がおきないよう、残念ながら私は義母と家族になることを諦めました。

義母と縁を切った私たちは、毎週末に義実家に呼ばれることもなくなり、いろいろなところでデートをしながら新婚生活を満喫しています。
まだ子どもはいませんが、将来自分が子どもを持つことがあれば、きちんと子離れしようと決めています。そう思わせてくれたことに関しては、すこしだけ義母に感謝しています。

◇ ◇ ◇

嫁にだけ別のものを用意するのは、それなりに手間がかかると思うのですが、同じ手間をかけるならとびきり美味しいものを振舞って、喜んでもらったほうが自分も幸せになれますよね。愛情は注ぎ方によって、天国にも地獄にもなる、どちらにするかは自分次第。せっかく家族になったのですから、お互いを尊重しあえるいい関係を築いていきたいですよね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる