優先座席に座ると【ケガは甘え】と年配男性が暴言！→ さらなる"暴挙"に、大胆に反撃すると！？

電車の優先席は、高齢者だけのものではありません。ところが、優先席に座れて当然だと思っている高齢者もいるようで……。今回は、友人から聞いた経験談をご紹介。ケガをして優先席に座っていた友人は、「席を譲れ」アピールをする年配男性を、思い切った方法で撃退したのです。

優先座席に座っていたA子

足にケガをして、松葉杖をついていたA子。ギプスをしていて松葉杖を持っていたので、ケガをしていることは一目瞭然です。
A子は、電車で優先席に座っていました。
すると、登山帰りと思われる年配の男性2人が乗車してきたのです。

年配男性の「席を譲れ」アピール

夕方の混んだ時間帯だったため、座席はすべて埋まっていました。
年配男性たちは座ることができず、周囲に「席を譲れ」アピールをしてきたのです。

年配男性のターゲットは、おとなしそうに見えるA子。
「自分たちは高齢者で、疲れているのに」「ケガは甘えだ」と、A子に聞こえるように文句を言ってきたのです。

優先席はどちらが座るべき？

優先席は、お年寄りや体が不自由な人だけでなく、妊婦、小さな子連れやケガ人など、必要な人が利用する席です。
この場合、ケガをしているA子が座るのが妥当で、譲る必要はありませんよね。
A子は「登山する元気があるなら、優先席に座る必要なんてないだろう」と心の中で思っていました。
A子は見た目はおとなしそうですが、実は気が強いタイプ。年配男性たちの言葉を無視しました。

すると、無視をし続けるA子に腹を立てたのか、男性の1人が「席を譲れ」とばかりに信じられない暴挙に出ました。
登山杖でコツコツとA子のギプスを叩いてきたのです。叩く力は弱かったものの、この行動にキレたA子。
とっさに思い切った方法で反撃をしたのです。

年配男性の暴挙に反撃！

A子は叩かれた足を抱え、大げさに「痛い！」と騒いで、のたうち回りました。
ひとしきり痛がって周囲にアピールしたあと、A子は「後遺症が残ったらどうするんですか？ 私の人生の責任とれますか？」と凄んだのです。

据わった目で凄むA子に年配男性たちはビビったのか、無言でうつむき、次の駅で逃げるように下車していきました。
堂々とした態度で高齢男性を撃退してスカッとしたA子ですが、どうやら周囲もビビらせてしまったようで……。
他の乗客からも軽く距離を置かれてしまい、ちょっとやりすぎたかも、と反省したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田 愉子