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「今すぐ離婚しろ」夫を溺愛する姑の命令→「あなたに言われる筋合いない」キレた私が素直に従った結果

  • 2023.12.7
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元々IT系の会社に勤めていた私。出産を機に退職しましたが、娘の成長とともにす少しずつ時間ができたので、これまでの経験を活かしてWebデザイナーとして起業しました。しかし、夫や義母の理解が得られずに悩んでいます。

専業主婦からの起業は決して楽なことばかりではなく、最初は苦労することもたくさんありました。でも、おかげさまで今では順調に収入も増え、家事や育児のバランスもとれて、満足しています。ただ、共働きになったので、夫がもう少し家事や育児に協力的なら嬉しいのですが……。

家事・育児をしない夫

夫は家事・育児は私の仕事だと思っています。仕事の帰り道に買い物を頼んでも、忘れた、面倒だったなどと言って、毎回手ぶらで帰ってくるのです。頼んだものを買ってきてもらえないと、その日の夕飯はなんとかなるものの、翌日の朝ごはんやお弁当が作れません。そこまで伝えてやっと、夫は渋々買い物に出かけます。

夫が私の在宅ワークをよく思っていないことは気づいています。夫は、どうせ働くなら安定した給料を稼げる会社員がいいという考えでしたが、私は家族のために柔軟な働き方ができる今のスタイルを選びました。起業する前にちゃんと説明して、納得してくれたはずなのですが、私に対する扱いは専業主婦のときと変わることはありません。


夫は、在宅ワークなんておこづかい程度の稼ぎだと信じて疑わず、会社員時代よりも稼げていると言っても、見栄を張っているだけだとバカにするのです。

私の家事を監視する義母

義母も夫同様、私の在宅ワークを理解しようとしません。関係を悪くしないよう、私からはなるべく関わらないようにしているのですが、そんなのお構いなし。息子を溺愛する義母は、頻繁にわが家にやって来ます。

わが家に来る目的は、私の家事の監視です。パソコンばかり触っていないで掃除しろ、仕事を理由に食事を手抜きするなと言って、仕事が一切進みません。

我慢できなくなった私は、夫に義母の訪問を断ってほしいと頼みました。夫はてっきり味方になってくれると思っていたのに、お前が家事をサボっているのが悪いと言い返され、話し合いは平行線のまま……。どうすれば2人が私の仕事について理解してくれるのか、毎日悩んでいました。

突然決められた同居

そんなある日のこと。義母が突然家にやってきました。しかし、いつもと違ってなぜか大荷物。どうしたのかと聞くと「今日から私もこの家で暮らすのよ」と、突然の同居宣言。すでに実家は売り払ったそうで、帰る場所はないと言われてしまいました。

もちろん、夫からは何も聞いていません。普段の来訪ですらストレスなのに、同居なんて無理に決まっています。いつものペースでダメ出しをされていては、仕事にも影響が出てしまいそうです。私や娘のことを考えずにあれこれ決めてしまう夫や義母には、もううんざり……。

その日、仕事から帰った夫と話をしてみましたが、「お前が家事をサボるから、母さんに引っ越してきてもらったんだ!」の一点張り。翌朝から、想像していたとおり朝から晩まで家事をやらされ、嫌味を言われ続ける日々がやってきました。もちろん、義母が出すのは口だけです。家事や育児を手伝ってくれる素振りもありません。


私にも仕事があると夫に伝えても、四六時中パソコンを見ているのでは仕事と認められないと言います。収入額を見せてもダメ、実績を見せてもダメ。ついに大きな声を出しての夫婦喧嘩が始まりました。

するとそこに義母がやってきて言いました。「お前は息子と不釣り合い! 今すぐ離婚しろ!」

家族の在り方

夫から言われるならまだしも、義母に言われる筋合いはありません。もう我慢するのも終わりにしようと、私は義母の命令に従うことにしました。

「では、今すぐ出て行って下さい」

実はこの家は私の母のもの。いずれ私が相続するからと、今は借りて住んでいました。つまり、離婚した場合、出て行くのは夫と義母です。

住む場所を失う危機感を持ったのか、今更義母は手のひらを返したかのように穏やかになりました。蓄えがまったくない彼らのことなので、この家を追い出されるのは恐怖でしかないのでしょう。

散々バカにしてきた私の仕事も、今になってベタ褒め。家事も3人で平等に分担しようと持ちかけてきました。夫と義母のあまりの必死さに笑ってしまった私。離婚を撤回すれば、私の思うがままに生活できるとふと考えて、離婚は一旦思いとどまることにしました。

しかし、トラブルなく平穏に暮らすためには、生活するためのルールが必要です。私は、ほんの少しだけ自分に有利なルールを作り、結婚生活を続けることにしたのでした。

自分にとってよくわからないものだからといって、理解もせず否定するのは良くありませんよね。これから先、ますます多様化する働き方。家族で理解し合い、支え合って暮らしていけるといいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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