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<救世主に涙!>エスカレーターの途中で【ベビーカーが転がり落ち】大ピンチ!「危ない!」→ その瞬間!?

  • 2023.12.6
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上の子がいるときの妊婦生活は、考えているより大変なものです。小さな子ども&大きなお腹で思うように動けないことも……。これは筆者が実際に経験した、妊婦生活中のハプニングのお話です。

画像: <救世主に涙!>エスカレーターの途中で【ベビーカーが転がり落ち】大ピンチ!「危ない!」→ その瞬間!?

電車での通院

私は上の子が2歳のときにもう1人子どもを授かりました。駅に近い場所に住んでいたこともあり、検診には電車を利用していました。

上の子はベビーカーに乗せ、マザーズバッグを抱えて……検診の日はちょっと気が重くなるくらい大変な行事になっていました。

その理由のひとつに駅の構造があります。

私の利用していた駅は階段が多く、エレベーターは1基だけ。エスカレーターはありましたが、ベビーカーごと乗せるわけにはいかないので、いつもエレベーターに並んで乗っていました。乗りたい電車に間に合わないことも多く、「エレベーターの数が増えればいいのになぁ」と思っていたのです。

ある日のハプニング

ある検診の日の事。この日は朝から上の子の機嫌が悪く、出かける前から大騒ぎでした。駅に着くと急に「歩く! 歩く!」と言って、どうしてもベビーカーには乗らないと言うのです。

電車の時間も迫っていたので、私はベビーカーを畳み、上の子の手を引いてエスカレーターに乗りました。

するとエスカレーターの途中で、ロックしたはずのベビーカーが開いてしまい、タイヤが滑って下へ転がってしまったのです!

意外な救世主

私はとっさに「危ない!」と叫びました。前方には白髪の初老の男性……頭の中には最悪のシナリオが浮かびました。

すると、私の声で振り向いた男性は落ちてきたベビーカーを両手でしっかりとキャッチしたのです! 私の声に驚いて泣き出した上の子と一緒に、私は急いでエスカレーターの終点まで行きました。

エスカレーターを降りると、男性はニコニコしながらベビーカーをしっかりと畳んで渡してくれました。

「大丈夫ですか?」

男性の正体は?

その男性の腕を見ると、失礼ですが初老の男性とは思えないほど筋肉が盛り上がり、上腕の部分は着ているポロシャツがはち切れそうなほど立派な腕をしていたのです。

「ありがとうございます! ご迷惑をおかけして申し訳ありません!」とお礼を言うと、上の子を軽々と抱き上げ「大変だったなぁ」と笑ってくれました。

聞けば男性はボディビルダーで、常に身体を鍛えているとのこと。後ろから見たときは一瞬だったのでわからなかったのですが、脚も腕も筋骨隆々の素晴らしい体型をしていたのです。

不幸中の幸い……相手の方にケガをさせてしまうのではないかと心配しましたが、何事もなく心からホッとしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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