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「心当たりはある…」妊娠中、臨月を目前にしてまさかのトラブル発生!原因はきっと!?

  • 2023.12.6
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私は双子を妊娠してから、医師に「臨月まで何が起こるかわからないので安静に過ごすように」と言われていました。しかし、双子妊娠が判明したとき、兄となる息子は生後9カ月。双子が生まれるころには1歳4カ月になります。息子のお世話で精いっぱいの日々でしたが、おなかの赤ちゃんたちは順調に大きくなっていきました。それでも、臨月前になると問題が発生してしまい……。

順調だと思った妊娠生活

双子の妊娠が判明すると、医師に「臨月まで安静に過ごさなければいけない」と言われました。妊娠が判明したとき、息子は生後9カ月。何もしていなくてもおなかがよく張りましたが、息子はまだまだ抱っこが必要でした。さらに私は離乳食も作らなければいけなくて、なかなか休むことができませんでした。

それでも、隙があれば横になるよう心掛けました。そのおかげか、おなかの赤ちゃんたちはすくすくと順調に成長。妊娠9カ月前には私のおなかは、1人分の臨月くらいの大きさになりました。おなかが重くて、起き上がるのも立ち上がるのもつらくなっていったのです。

偏食になった結果、血糖値が……

妊娠10カ月を前に糖負荷検査をしましたが、血糖値が高かったため1週間後にもう1度検査をしました。しかし、同じ結果だったため妊娠糖尿病と診断されたのです。心当たりはありました。

おなかが重くて思うように動けない中、息子は1歳3カ月。息子が起きている間はけがをしないように、常に目を離せませんでした。さらに、おなかが張る回数も増えて隙があれば横になっていた私。息子のお世話と安静にすることを理由に、私の食事は鉄やカルシウム入りのお菓子のみ、という偏食になっていたのです。

出産後も食事に注意が必要

2度目の検査の翌日、1日だけ入院することになりました。そして、私は看護師さんから妊娠糖尿病について説明を受けたのです。おなかの赤ちゃんにも妊娠糖尿病は危険であると知り、反省しました。食事療法で改善できることがわかり、退院後は食事を見直しました。

食事に気をつけるようになってからは特に問題なく、無事に双子を出産。しかし、医師から「今後も食事に気をつけないと、糖尿病になる可能性も高い」と言われました。「これからは、偏食にならないように気をつけていこう」と私は心に決めました。

双子の妊娠生活と同時に息子のお世話をするのは大変でした。妊娠糖尿病で入院をして息子に寂しい思いをさせたこと、おなかの双子の赤ちゃんたちを危険にさらしたこともとても反省しています。糖尿病は遺伝する可能性も高いそうなので、私だけではなく、子どもたちも食生活が偏らないように気をつけていこうと思います。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/助産師 松田玲子


著者:北川さくら

4歳の男の子、2歳の双子の女の子を子育て中のママ。保育士資格、幼稚園教諭免許を保有。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。

ベビーカレンダー編集部

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