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収入減が確実!どう乗り切る? 共働き夫婦のリアル家計簿

  • 2023.12.6
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働く女性の家計簿をプロが診断&アドバイス

収入減が確実! どう乗り切れる?

旅行が趣味なのでそこは削りたくない!

毎月一定の収入があるのにお金がたまらない。なかなか家計を見直せなくてマネープランが心配。そんな働く女性の家計簿をファイナンシャルプランナーが診断。なにか問題? 改善策は? 同じ悩みがあるならば参考になりそう。

相談内容

産休・育休を取得する予定です。休業中は手当や給付金が支給されるのは知っていますが、収入減になるのは確実。預金を増やすことはあきらめていますが、なるべく減らしたくないです。今からできる家計の見直しポイントはなにかありますか?

また、夫婦そろって旅行好きなので、月に1回は旅行しています。近郊ならば2回行くことも。子どもが生まれたら回数は減ると思うのですが、趣味も兼ねているのでなんとか旅行費は確保したい…と考えているのですが、やはり見直すべきでしょうか?

出典:シティリビングWeb

相談者 H・Mさん(35歳、正社員)

家族構成/夫(36歳、正社員)との二人暮らし、東京在住、現在の住まいは賃貸マンション

出典:シティリビングWeb

POINT

まずは通信費、保険料の

見直しを

通信費、保険料などを見直せる可能性があります。スマホ料金は格安プランなどもできているので比較検討を。保険は子どもが生まれるので厚めにかけているかもしれませんが、不要なものがないかを見直すのも一つです。

POINT

支出の見直しをして

趣味の旅行を継続

家計簿を見る限り、毎月かかっている通信費、保険料に見直しできるポイントがあります。子どもが小さい間は旅行も行きやすいので、家計を整理して、これまで通りに旅行に行けるようにしたいところですね。

POINT

住宅取得の

タイミングは慎重に

子どもの人数などの家族計画や育休中の収支の管理が固まるまでは住宅取得を急がない方が得策でしょう。家族構成によって間取りなどの希望も変わります。住宅価格も上昇しているので、賃貸住宅が手頃な金額で借りられるのであれば賃貸を継続することも考えられます。子どもの進学などで引っ越しが必要な場合もあるからです。購入をする場合は予算をしっかり立て、世帯年収の3~4倍程度までに留めるようにしましょう。育休や時短勤務などで収入も減るので無理のない予算にしたいからです。

出典:シティリビングWeb

回答してくれたのは

花輪陽子さん

ファイナンシャルプランナー。書籍やコラムの執筆、講演、テレビやラジオ出演など幅広く活躍中

ファイナンシャルプランナーが 気になるマネーワードを解説

外貨預金のメリット、デメリットについて

インターネット銀行を中心に米ドル預金の期間限定キャンペーンをよく見かけます。しかし、今の為替レートで円からドルに替える場合は再度円高が進むと受け取れる金利以上に為替で損失を出すリスクもある(再度、円に戻す場合)ので注意をしたいところです。例えば、1ドル150円のときに10万円分を円からドルに両替をすると、約667ドルになります。こちらを、1ドル130円のときにドルから円に戻すと、86,710円になります。単純なケースにするために手数料は考慮していません。例えば、年利が税引き後5%で1年間の間に33.35ドルの利息がもらえるとしましょう。同じく130円のときに利息も円転すると約4,336円です。合わせて91,046円になるので8,954円の損失となります。

目先の金利の高さだけにとらわれ過ぎないようにしましょう。 また、外貨預金は預金保護の対象外なので注意も必要です。

出典:シティリビングWeb
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