［１８］夫が勝手に離婚届出してました。息子に「おかえり」と言うため仕事を掛け持ちして夜中まで内職。｜岡田ももえと申します

ようこさんが一人で大変だろうと、美紀ちゃんを預かるため他県から迎えに来てくれた義父母、涙を流してお別れの言葉を伝える兄健くん、そして必死に涙をこらえている母ようこさんの姿を見た美紀ちゃんは、「お母さんやお兄ちゃんを悲しませたくない！」と絶対に泣かないことを決意したのでした・・。そして・・

美紀ちゃんが義父母に預けられて行くのを見送っていたようこさんと健くん、

「美紀ちゃんが行っちゃった・・パパにも会いたい・・」と涙を流す健くんに、
「大丈夫だよ、健、パパにも出張から帰ったら会えるからね」と声を掛けるようこさん・・

二人は、義父の弟の家で一時的にお世話になった後、近くのアパートに移りました。

そして、結婚した妹たえさんご夫婦はと言うと・・

「来てないよ。こっちは大丈夫。心配しないで」

妹夫婦の家にまで取り立て屋が行ったらどうしよう、と心配していたようこさんは、
たえさんの言葉を聞いて、心から安心したのでした。

そして、
「仕事で１日中家にいないのは、今の環境を考えたら子どもの精神上よくない。ただでさえ健は困惑している・・」
と考えたようこさんは・・

「『ただいま』と言われたら『おかえり』と言ってあげたい」と思い・・

午前中から１４時頃まで近くの工場で働き、健くんが帰るまでに家に戻って内職をしながら帰りを待つことに。
そして、夕方から２時間ほど近くの八百屋さんで働いた後、帰宅して夕食を作り、その後夜中まで内職をしたのでした・・。

続きます。

岡田ももえ
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美紀ちゃんを義父母に預かってもらい、健くんとようこさんの２人暮らしがはじまって・・健くんを思うようこさんの気持ちが痛いほどわかりますが・・ようこさんの体も心配です・・。
［ママ広場編集部］