1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【年末の大掃除】キッチンの油汚れが「湯洗剤パック」でスルスル落ちる!プロ直伝・タイパ掃除術

【年末の大掃除】キッチンの油汚れが「湯洗剤パック」でスルスル落ちる!プロ直伝・タイパ掃除術

  • 2023.12.5

キッチンのなかでも、コンロやレンジフードは、汚れがたまりやすい場所。大そうじで、油汚れは年越し前にすっきりさせておきたいですよね。

そんな、ため込んでしまった頑固な油汚れの対処法を教えてくれたのが、今まで数々の汚れに立ち向かってきたプロ「ダスキン」! 掃除にかかった時間に対し満足度の高さや効果がしっかり感じられる「タイパ掃除術」を教えてくれました。
油汚れをゆるめて落としやすくする直伝のワザ・湯洗剤パックをぜひ試してみてください!

「レンジフード&コンロまわりの油汚れ」タイパ掃除術

レンジフードとコンロを同時に掃除して時間短縮します。また、パーツを40~50℃のお湯でつけ置きして汚れをしっかり落とします。

用意するもの

・新聞紙
・食器用中性洗剤
・食器洗い用スポンジ
・ラップ
・ごみ袋(2枚)
・割り箸
・ぼろ布
・はさみ
・油汚れ用洗剤(泡タイプ)
・酸素系漂白剤(粉タイプ)
・掃除用ブラシ(細いもの)

ごみ袋は厚手タイプを使うと、破れにくいのでおすすめ。パーツの数が多いときは70ℓサイズを使って。

タイパ掃除術

STEP1:レンジフードとコンロのパーツをつけ置きする

(1)整流板をはずす。レンジフードのパーツ(❶シロッコファン、❷フィルター、❸ベルマウス、❹つまみなど)と、コンロのパーツ(❺五徳、❻バーナーキャップ、❼排気カバー)をはずし、新聞紙の上に並べる。
※シロッコファンはもとに戻せるか取扱説明書で確認してから取り外しを。むずかしそうな場合は控える。

(2)パーツ類にこびりついた油汚れや焦げつきを割り箸の頭でそげ落とす。

(3)シンクに傷がつかないようぼろ布を敷く。ごみ袋を2枚重ねてシンクに広げ、40~50℃の湯を注ぎ、酸素系漂白剤(湯2Lに8g程度)、食器用中性洗剤(小さじ1~2程度)を加える。整流板以外のパーツ類を入れ、全体がつかるようにして、袋の口を閉じて15~20分放置する。

STEP2:つけ置きしている間にほかの汚れを落とす

(1)整流板に油汚れ用洗剤を塗布し、ぼろ布で拭き取ったら、水で洗い流すか水拭きをする。レンジフードの内側は、ぼろ布に洗剤をしみ込ませて拭き、水拭きをする。

(2)コンロの天板についた油汚れや焦げつきを割り箸でこそげ落とす。

(3)天板の汚れに油汚れ用洗剤を塗布し、ラップでおおって洗剤と汚れを密着させる。数分(あれば商品の表示時間どおりに)おいたら、ぼろ布で拭く。仕上げに水拭きをする。

STEP3:パーツを洗ってもとの位置に戻す

(1)ごみ袋の一方の角をはさみで切り、中の洗剤溶液を流す。

(2)パーツを取り出し、つけ置きしてゆるんだ汚れをスポンジで落とす。汚れが落ちにくいときはブラシを使って。

(3)シロッコファンなど細かい部分の汚れはブラシで落とすのが〇。最後にお湯で洗い流し、ぼろ布で水けをしっかり拭いて乾燥させたら、もとの位置に設置する。


この方法なら効率よく汚れも落ちるうえ、掃除後の満足感がよりいっそうアップしますよ。きれいなキッチンで新年を迎えるために、ぜひ試してみて!

教えてくれたのは……

多喜仁美さん(ダスキン メリーメイド)

ダスキン 南関東地域本部 ケアサービス推進室 メリーメイドマネジャー。ダスキンが30年にわたり培ってきた確かなノウハウで、掃除や洗濯、整理収納など、家事全般の代行業務を行うメリーメイドの店舗指導、育成を担当。

作業をするときの注意点
●汚れや設備品によっては、紹介している掃除方法が適さない場合もあります。事前に洗剤や設備品の取扱説明書を確認してください。
●洗剤は使う場所の材質によって、変質や変色を起こす場合があります。目立たないところで試してから使いましょう。
●汚れの状態や程度によっては、完全に落とせない場合があります。

(『オレンジページ』2023年12月17日号より)

元記事で読む
の記事をもっとみる