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目に見えない内面を描き出す、謎めいた肖像画

  • 2023.12.5
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Anna Madia

目に見えない内面を描き出す、謎めいた肖像画

Anna Madia
Top Photo:©︎Anna Madia

フランス・トロワを拠点に活動する、イタリア出身の肖像画家 Anna Madiaによる個展「Segreto」が、Shibuya Hikarie 8/CUBE1,2,3にて12月8日(金)から19日(火)まで開催される。

©︎Anna Madia
©︎Anna Madia
©︎Anna Madia

2002年にイタリア・トリノのアルベルティナ美術大学を卒業後、2007年にはロンドンのNational Portrait GalleryによるBritish Portrait Awardでファイナリストに、第54回ヴェネチア・ビエンナーレではLo Stato dell’ Arteへの出展アーティストとして選ばれるなど、国際的に高い評価を受けているAnna Madia。

ルネサンスの巨匠から、Antonio ManciniやAntoine Watteau、John Singer Sargent、Vilhelm Hammershoiといった数多くの西洋画家を敬愛し、彼らの技法や色遣い、表現方法を熱心に研究することで、クラシックな画風でありながら独自の世界観で肖像画を生み出している。

2018年頃からはメランコリアをテーマに、19世紀におけるロマン派の美学や古典絵画にインスパイアされた作品の制作を始め、2019年に東京で開催された初の個展「Melancholia」で発表。
また、西洋美術史だけでなく文学や演劇、神話や映画といった幅広い関心は作品にも反映されている。

©︎Anna Madia
©︎Anna Madia
©︎Anna Madia

今展では、モデルとなる人物の目に見えない神秘的な内面を描こうとしてきたMadiaの肖像画家としての原点に立ち戻り、今年制作された作品を中心に油絵や水彩画など約40点を展示。

時のシンボルとして描かれた鳩時計から始まり、「Pliny’s Natural History(プリニウスの博物誌)」に記されているCallirhoéへと時代を遡りながら、源流を辿る旅のように構成された。

恋人の旅立ちを悲しみ、ランプで壁に映る影の輪郭をなぞり、彼の面影を残したと言われるCallirhoé。
肖像画の起源として伝えられるその言い伝えはMadiaのインスピレーション源であり、影の表現にも影響を与えている。

©︎Anna Madia

Madiaが見つめ続けてきた、秘密に包まれた人物の内面。
知覚の境界線に広がる、神秘的な世界に包まれて。



CROSSART
www.crossartparis.com/



【Anna Madia “Segreto”】
DATE:12月8日(金)~19日(火)
TIME:11:00am~8:00pm
PLACE:Shibuya Hikarie 8/CUBE1,2,3
ADDRESS:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.hikarie8.com/cube/2023/11/segreto.shtml

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