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大好きな祖母が他界。【もう会えない】喪失感で眠れない日々を過ごしていると → 祖母の"最後の挨拶"に涙!

  • 2023.12.4

世の中には寂しくとも温かく、不思議な出来事もあるようです。
今回は筆者の友人A子さんから聞いたお話をご紹介します。

画像: 大好きな祖母が他界。【もう会えない】喪失感で眠れない日々を過ごしていると → 祖母の

大好きな祖母

A子さんの祖父母は、元々遠方に住んでいました。
しかし祖父が亡くなったタイミングで、祖母はA子さんの実家の近くに引っ越してきたのです。

とにかくおばあちゃんっ子だったA子さんは、仕事が休みの日にもよく祖母の家に遊びに行っていました。
一緒にテレビを見たりお茶を飲んだりして、のんびり過ごすのが幸せだったのです。

そんな祖母の家は居心地がよく、昼寝をしてしまうこともしばしば。
A子さんがお昼寝をすると、祖母はいつも頭を優しく撫でて起こしてくれるのです。
しわしわで小さいけど、温かい手。
A子さんは、そんな祖母の優しい起こし方が大好きでした。

亡くなったショックが大きすぎて……

そんな最愛の祖母との別れは、本当に突然でした。
急に体調を崩した祖母は、緊急入院をして1週間も経たずに亡くなってしまったのです。

あまりのショックに、A子さんは食事をうまく取れなくなってしまいました。
さらに毎晩祖母を思って涙が止まらなくなり、うまく眠る事も出来なくなってしまったのです。

そんな状況でしたが、仕事を休むわけにはいきません。
毎日かなりの睡眠不足でしたが、気力だけで仕事に行っていました。

懐かしい感覚で目が覚めた。ありがとう、大好きなおばあちゃん

ある日も睡眠不足のまま通勤電車に乗り込みましたが、たまたま座ることができました。
椅子の柔らかさが妙に心地よく、A子さんはそのまま居眠りをしてしまったのです。

すると、突然頭を優しく撫でられた感覚で目が覚めました。
フッと前を見ると、降りる駅に着いていてドアが開いていたのです。

A子さんは慌てて立ち上がり、急いで降りたのでなんとか仕事を遅刻せずにすみました。

実はその日は、祖母の四十九日だったのです。
祖母が最後の挨拶に来てくれたとしか思えなくて、涙が止まらなくなりました。

まとめ

本当にA子さんの事を大切に思ってくださっていたのでしょうね。
大好きな人とのお別れほど辛いものはありませんが、それほど大切な人だったというなによりの証拠です。
これからもきっと、傍で見守ってくれていることでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yukky111

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