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キャサリン皇太子妃とメーガン夫人「ダイアナ妃のようなファッション」に誘導された?

  • 2023.12.4

英王室作家のオミッド・スコビーによれば、キャサリン皇太子妃とメーガン夫人のファッションが亡き義母ダイアナ妃のスタイルに似ているのは偶然ではないという。

ウィンザー城でのウェールズ公爵夫妻とサセックス公爵夫妻。(イギリス、2022年12月20日)photography: PA Photos / PA Photos/ABACA

10年以上前から英王室を専門にしてきたジャーナリスト、オミッド・スコビーの新たな暴露本『Endgame(エンドゲーム)』が11月28日に出版された。これまで広まってきた様々な噂を打ち消すような「英王室の現状に関する綿密な調査」を同書は標榜する。それによれば、キャサリン皇太子妃とメーガン夫人は、面識のない亡き義母ダイアナ妃のファッションをお手本にするように促されていたそうだ。具体的には、時折ダイアナ妃の写真にインスパイアされた服装がふたりに提案されてきたと著者は言う。ある王室関係者の証言によれば、ふたりがこうしたコーディネートを披露するたびに、ウィリアム皇太子やハリー王子は感想を求められていたそうで、明らかに何らかの意図が感じられる。

ダイアナ妃の人気

「この13年間で、ダイアナ妃の"コスプレ"は王室の定番になった」とオミッド・スコビーはマンガカルチャー特有の用語を使って説明している。そしてキャサリン皇太子妃とメーガン夫人がダイアナ妃の息子2人の妻であるからこそ、それが意味を持つのだということも。ダイアナ妃の人気が「ふたりにも及ぶように」という配慮がその裏にはあると同書は言う。

確かにメーガン夫人やキャサリン皇太子妃のルックは、ダイアナ妃とよく比較されてきた。だからこれは荒唐無稽な話ではなさそうだ。例えば、2019年1月にキャサリン皇太子妃が着用したタータンチェックのコートドレスは、ダイアナ妃も生前愛用したスコットランドの伝統柄だった。一方、2020年3月に比較の対象となったのはメーガン夫人だった。コモンウェルス・デーに、公爵夫人はエミリア ウィックステッドのグリーンのケープドレスに、ウィリアム チェンバーズ ミリネリ(William Chambers Millinery)の帽子で登場した。「コスモポリタン」誌は、ダイアナ妃が1982年に着用したエメラルド色のドレスへのオマージュと紹介した。

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