「お金持ち」の生活は意外と地味？富裕層がお金を使うもの・使わないもの

富裕層は、ここぞというときにお金を使い、普段はハデな生活をしていないことが多い。お金持ちがあえてお金を使うものと、そうでないものについて知っておけば、節約のコツがつかめるかもしれない。

お金持ちは、時間を節約できる商品やサービスに対する出費を惜しまない。お金よりも時間のほうが価値があると思っているからだ。お金持ちはどんなことにお金を使っているのだろうか？

お金持ちは、時間を短くできるサービスには惜しみなくお金を使う。たとえば高速道路や有料特急電車で、移動時間が減り、仕事やプライベートの時間を増やせるからだ。

新幹線で行けば1時間30分ですむのに、5時間以上かかる高速バスを使うということはしない。

お金持ちは、時短家電もうまく活用している。たとえば食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機などだ。

これらの家電で短縮できる時間はわずかかもしれないが、そうした小さな時間の積み重ねを大切にする。

1日20分の家事でも時短家電がこなしてくれれば、年間でおよそ122時間の自由な時間が生まれると考えるのだ。

お金持ちはブランド物を常に身につけ、ハデにお金を使っているように思えるが、実は意外と見えないところで節約をしていたりする。お金持ちがあえてお金を使わないこととして、次のようなものが挙げられる。

ビジネスで成功する人は、「お金持ちだと思われたい、注目を集めたい」という理由で、ブランド物を買わないことが多い。持ち物で自分の価値が決まるわけではないからだ。

だからといって身に着けるものに無頓着ではない。普段身に着ける服、靴、時計は、肌触りや素材、性能の良いものにこだわり、一目でブランド物だと分からない上質なものを好んで買っていたという。

ビジネスで成功している役員たちは、生命保険や医療保険に入らないことが多い。

高収入のため十分な貯蓄があるとも考えられるが、「なんとなく不安だから、みんなが入っているから」という理由では保険に入らないという。

「本当に保険が必要か？どれくらい必要か？貯金でまかなえないか？」を考え、保険というものに対してとても合理的に向き合っている。

文/編集・dメニューマネー編集部