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「へその緒に結び目のある赤ちゃんと出会う」出産現場からの学び|ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代

  • 2023.12.3

この漫画は、作者・モクコ(@fufufufutago)さんが助産学生のころに出会った、ウメ子先生とワクタさんの青春時代を描いています。約30年前の助産学校での出会いから、半年間の病院実習を終えるまでのお話です。ウメちゃんとワクちゃんは、病院での助産実習中です。二人が分娩介助をした大塚さんの赤ちゃんは、臍の緒に結び目ができた状態で生まれてきました。ときには命の危険さえある出産の現場に立ち会ったことで、喜びとともに大きな責任を感じます。『ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代』第10話をごらんください。

二人が分娩介助をした大塚さんの赤ちゃんは、胎内で臍の緒に結び目ができる臍帯真結節という状態で生まれてきました。とても珍しいことで、ときには胎内で亡くなってしまうこともあります。

そんななか、無事に生まれてきた赤ちゃんや頑張ったお母さんの姿を見て、二人は命を預かることへの責任を改めて感じました。

助産師としての喜びや葛藤・命の尊さを感じる作品

この漫画は、著者モクコさんが助産師の学校に通っていたときに出会ったウメ子先生とワクタさんの学生時代を描いた作品です。

頭脳明晰ですが、少しとっつきにくい印象のウメ子先生。一方、コミュニケーションは抜群ですがちょっと抜けているワクタさん。助産学校で出会った2人は、はじめ互いの良さを認められず犬猿の仲でした。しかも、なんと同じ男性に思いを寄せていた2人。助産師としても恋愛でもライバルだったのですが、失恋をきっかけに仲良くなり、遠慮なく付き合えるコンビとなったのでした。

ウメ子先生とワクタさんが助産学生だった30年前は、今よりも病院実習が厳しかったそう。ワクタさんは、厳しい指導に耐えきれず逃げ出しそうになりますが、ウメ子先生が元気づけ、支えたエピソードも。その結果、2人は無事実習を終えることができました。

『ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代』は、助産学生たちがお産に真剣に向き合う中で、新たな命の誕生と出会う喜びや命を預かる恐怖とも葛藤しながら成長する過程にハラハラドキドキ、そして感動できる作品です。

著者:kotti_0901

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