パク・ソジュンの新作『京城クリーチャー 』が待ち遠しい!その前に見るべき作品は?

新しいドラマ『京城クリーチャー 』が12月22日よりNetflixで配信されることで話題になっている。主役のパク・ソジュンは、演じる役をパワーアップできるスケールが大きい俳優だ。

特に、『梨泰院クラス』で演じた主人公パク・セロイのイメージは本当に力強かった。そんなパク・ソジュンの主演ドラマを改めて振り返ってみると、彼の個性が際立っていたのが『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～』だ。

このドラマにおいてパク・ソジュンが熱演する主人公コ・ドンマンは、かつてオリンピックの出場が期待された情熱的なテコンドーの選手であった。しかしながら、高校時代の重要な試合で家族の負債問題がネックとなってしまい、ドンマンは不本意ながらも自身の真の力を発揮することができなかった。結果的に、オリンピック候補からも残念ながら外れ、失意のどん底を経験した。

その後のドンマンは、何を試みても成功をつかめない運命に苦しむ。そんな彼の幼なじみであるチェ・エラは、アナウンサーを目指すが、夢を実現できずにいた(エラを魅力的に演じるのはキム・ジウォンである)。

エラは、夢を追い求める最中に苦難に直面し、時にはドンマンに当たり散らすこともある。彼女は本質的に強すぎる性格を持っているのだ。しかし、ドンマンは彼女の厳しい態度も広い心で受け止めていた。

パク・ソジュンの会心作

この物語では、2人の楽しい交流が描かれ、視聴者に高揚感をもたらす。やがて、ドンマンは格闘技の世界でのチャンスをつかみ、エラも失敗に屈せず果敢に挑戦を続けていく。このように、互いに成長し続ける主人公2人の姿が、『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～』の最大の魅力となっていた。

確かに、『京城クリーチャー 』は期待の大作であって見たくてウズウズするのだが、配信までにまだ時間がある。そんな待ち時間には、ぜひともパク・ソジュンの会心作を見ておこう。『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～』はまさにピッタリのドラマなのだ。

文＝康 熙奉（カン・ヒボン）