友人は出産してから、おもちゃや絵本を手作りするなど丁寧な子育てを実践。子どもは自由にのびのび育てたいという方針に私も共感していました。あるとき、私が働く雑貨店に来店。買い物をしていたのですが……、あまりの光景に驚きました。
尊敬する友人が勤務先に遊びにきて…
職場で出会って仲良くなった友人が出産。彼女は保育士として働いていた経験があり、子どもといろんなことに挑戦したり、ユニークな知育玩具を作ったり。良いママだなと尊敬していました。
そして、「子どもにはのびのびと自由に育ってほしい」と言い、保育園や幼稚園を何カ所も見学。私も彼女の意見に賛同し、応援していました。
しばらくして私が雑貨店で働き始めたとき、友人が3歳になる子どもを連れて遊びに来てくれました。しかし、友人に呼び止められて目にした光景はあまりにも自由過ぎて……。
子どもがお店の通路の真ん中にお会計前の本をばら撒き、地べたに座り込んで一冊ずつ読んでいたのです。友人は子どもを注意することなく、その様子をうれしそうに眺めていたことにもびっくり。
私から軽く注意をしましたが、本は購入せず……。自由な心を育てるのは大事だと思いますが、礼儀作法を身につける事も大切なのではと感じてしまいました。
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小さな子どもにマナーやルールを教えるのは大変ですが、知らないでいるとお店や人に迷惑をかけることもあり……。年齢や発達の様子をみながら子どもにもわかるように、やってはいけないことを教えていきたいですね
作画/森田家
著者:山本紀香
ベビーカレンダー編集部