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【国立・立川】落ち葉の散歩道♪カルガモ住む街のオアシス「矢川緑地」

  • 2023.12.3
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こんにちは。リビング多摩特派員のあかつきです。 少し寒い日もありますが、いかがお過ごしでしょうか。紅葉もあり、小春日和のお散歩が楽しめる季節ですね!

今回は市街地の中でも、アウトドア気分が味わえて、野鳥たちにも出会えて癒される、とっておきの場所を見つけたので、ご紹介します。

2つの市の境界に広がるエリア

国立市の青柳に接し、立川市の羽衣町に広がる、両市の境界線付近の約2.1ヘクタールのエリア。ここは住宅街にありながら「矢川緑地」として手つかずの自然が残された場所になっているのです。

出典:リビング多摩Web

国立側からアクセスした場合ですが、JR矢川駅から自転車で5分あまり、東京女子体育大学付近から南武線青柳踏切を渡り、坂を下りていくと、住宅に隣接して入口がありました。

出典:リビング多摩Web

歩いていくと、中は湿地になっていて、板張りの歩道が整備され、林へと続く散歩道のようになっています。

出典:リビング多摩Web

さらに奥へ進むと、水面が広がる湿地が見えてきました。最近は雨がなかったため、水は少なめでしたが、一緒に行った子どもは水面に葉っぱの船を浮かべて遊んでいます。

出典:リビング多摩Web

澄んだ水辺の湿地帯と静かな雑木林

歩道を歩いていると、小川のせせらぎが聞こえてきました。この辺りの崖下の湧水が集まり、澄んだ水の流れとなって府中用水、多摩川へとつながる「矢川」の水が流れているのです。

出典:リビング多摩Web

歩道を渡り終わると、木漏れ日が差す林の中に入ります。クヌギやコナラ、エノキなどの雑木林が広がります。結構高い木もあり、ずっと上の方から野鳥の声が響いてきます。

出典:リビング多摩Web

林の中には少し開けた場所もあり、ベンチが設けられています。昼間でも森閑としていますが、時折、近所の子どもがドングリの実を拾ったり、犬の散歩で通り過ぎる人の姿が見られました。

出典:リビング多摩Web

野鳥たちの楽園

湿地帯から矢川へつながる水辺や林には、いろいろな生き物がいます。カワセミやサギなどの野鳥がそれぞれの季節で見られるほか、水中から生えるハンノキなど珍しい植物もあります。

出典:リビング多摩Web

この日出会ったのは、カルガモたちです。小川に沿った遊水地のような場所に、20羽近くが集っています。かなり広い範囲を動いているようで、湿地の方で見かけることもありました。

出典:リビング多摩Web

そうかと思うと、緑地の入り口付近の水路まで遠征して、気持ち良く泳いでいる姿も見かけます。。おしどり風ですね。2羽だけで、デートでしょうか☆

出典:リビング多摩Web

またある時は陸地に上がって、鳩に交じってエサを追い求めていたりもします。ここでは自然に生息しているため、生存競争もあるようで、アグレッシブですね。野生を感じます。

出典:リビング多摩Web

ありのままの自然を感じる

矢川緑地に滞在すること約30分。突然「バシャッ!!」というカルガモの飛び上がる羽音がして、我に返りましたが、すっかり水鳥の気分になっていたようです☆

出典:リビング多摩Web

矢川緑地は、東京都の条例に基づく保全地域とされています。住宅街の中でも、自然環境を残すため、開発時から守られてきたそうです。地元のボランティアの方々も、草刈りや外来種の除去などに長年協力されているとのことでした。 (ゴミを捨てたり、火の気を残したりするのは自然を損なうので、気を付けたいですね)

出典:リビング多摩Web

ここで雑木林や水路を眺めていると、懐かしくなるのはなぜでしょうか。「武蔵野」ってこんな感じの場所だったんですかね。。 矢川緑地は春夏秋冬それぞれに散策を楽しめる場所ですが、私のように虫が苦手という方は、今の時期も結構お薦めですよ~。ちょっと疲れた時、自然に癒されたい時には、ふらっと訪れてみませんか。

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