人気アニマルと大接近できるのが魅力の「那須どうぶつ王国」。毎日開催している動物のパフォーマンスを楽しめ、ヒツジ・アルパカなどの動物たちとふれあうことができます。2023年7月にはウォークスルー形式の「リスの森」がオープン!動物大好きの編集スタッフが、レポートしていきます。
「那須どうぶつ王国」ってどんなところ?
那須塩原駅から車で50分の「那須どうぶつ王国」。ここでは、約600頭羽の動物たちが大自然の中でのびのび暮らしています。園内はとても広く、雨でも楽しめる全天候型回廊の「王国タウン」と、牧場のような広大な敷地に動物が暮らす「王国ファーム」の2つのエリアに分かれています。2つのエリアは離れているため、エリア間の移動には無料のワンニャンバスがおすすめ。
園では、エサやりイベント、パフォーマンスショーが盛りだくさん!まず、自分のお目当てのイベントを決めて、どこで行われるかマップで確認しましょう。大人気のバードショー「BROAD」は「王国ファーム」で行われるので、ペンギンビレッジ横のバス停から、ワンニャンバスに乗って場所取りに向かうのがおすすめ。
人気アニマルに大接近!2023年7月には「リスの森」がオープン!
「那須どうぶつ王国」では、動物たちと大接近できるのが魅力のひとつ。2023年7月には、かわいいリス達に大接近できる施設「リスの森」(王国タウン)がオープン。
この施設は、二ホンリスが生息する森を再現しており、ウォークスルー形式で中に入ることができます。リス達はどこにいるのか探してみると…
たくさんいました!ちょうどご飯タイムだったので、みんな一生懸命もぐもぐしています!かわいい…!
施設内を自由に走り回るリス達。すぐそばを走ってくるときも!施設内は一方通行ですが、何周でもすることができるので、様々な姿を見せてくれるリスを思う存分に観察しましょう!
おすすめの時間は、開園直後でエサが残っているタイミング!エサをもぐもぐしていたり、森を自由自在に走り回っていたり、と活発なリス達を見ることができます。入口近くの施設なので、最初にも訪れやすいです◎
次の大接近アニマルはカピバラ!広い「カピバラの森」(王国タウン)には、10頭近くが住んでいて、実際に中に入ることができます。まったりと日向ぼっこしていたり、のそのそと歩いていたりする姿に癒やされます…!
中ではカピバラ用のエサ(100円)が販売されていて、お客さん自身でエサやりを行うことができます。目の前でもぐもぐしているお顔が見られて、癒やされる…たくさんエサをあげたくなっちゃいますね。
冬季には、温泉でぬくぬく温まっているカピバラを見られちゃいます! 11月下旬からの寒い冬にカピバラに会いに行くのもおすすめです。
カピバラと同様に、アルパカやヒツジにもエサ(各100円)を購入してあげられます。アルパカに会いに行くのは、毛刈り前で一番ふわもこになる4~5月がおすすめ。ほかにも、ペンギン・アザラシのエサやりイベント(ペンギン100円、アザラシ200円のエサ代要)もあるので、訪れたらイベントの時間をしっかりチェックしましょう。
大迫力のパフォーマンス!頭上を飛び交うバードショー
「那須どうぶつ王国」の最大の魅力であるバードショー「BROAD」。特徴は、広大な土地を利用して、大空を滑空する鳥たちのパフォーマンスです。ショーはスカイスタジアム(王国ファーム)で1日数回行われるので、スケジュールを当日確認しましょう。(雨天中止)
様々な鳥が、お客さんの頭上すれすれを飛び交います。あまりにも近いので、飛んできた瞬間に思わず首をすくめてしまいます。迫力ある狩りのパフォーマンスも見られて、鳥たちの驚くべき能力を知ることができます。特に、ハヤブサの飛ぶ速度は速すぎて見失ってしまうほどでした。カメラでは撮影できなかったので、ぜひ実際に見に行ってみてくださいね。
ショーには、かっこいい猛禽類だけでなく美しい羽根を持ったインコたちも登場します。各回1人だけインコとおしゃべりすることができるので、ぜひ挑戦を。
ほかにも猫本来の能力を間近で見ることができる「ザ・キャッツ」(王国タウン/アニマルスタジアム)や、オットセイのダイナミックなパフォーマンスを楽しめる「アクアフレンズ」(王国タウン/アクアステージ)など、動物の魅力に迫れるショーやトークイベントが盛りだくさん!ぜひお目当てのイベント時間をチェックして、予定を立ててみて。
編集スタッフ厳選!もふもふな大人気アニマルたち!
「那須どうぶつ王国」には、大人気のアイドルアニマルや、ほかの園ではあまりいない珍しい動物達にたくさん出会うことができます。そのなかで、編集スタッフが特に好きなもふもふアニマルを紹介!
まずは、「マヌルネコの歌」で一躍有名になったマヌルネコ!(王国タウン/マヌル・アマルハン)まあるい耳と、もふもふした毛が愛くるしい…!世界最古の猫とよばれ、自然界では過酷な環境に暮らす動物なので、ボリュームたっぷりな毛が欠かせないのです。1日1回不定期でスタッフによるエサやりの時間があるので、タイミングが合えばエサを食べる姿をを見ることができます。
お次はスナネコ!(王国タウン/保全の森)世界最小級の野生ネコで、小柄な姿にくりっとした目がかわいらしい…!砂漠に生息するので、砂漠に溶け込むような見た目をしています。
国内で「ホッキョクオオカミ」(王国タウン/オオカミの丘)に出会えるのは、「那須どうぶつ王国」のほか1施設の、2か所だけ。 ホッキョクオオカミも含め多くの動物たちがガラス張りの展示なので、写真のように近くでじっくり観察することができます。
黒い顔にモフモフの毛のコントラストが特徴的な「ヴァレーブラックノーズシープ」(王国ファーム/ヴァレーブラックノーズシープ施設)。2023年7月には赤ちゃんが生まれ、小さくて愛らしい姿を見ることができます。エサ(100円)も販売されているので、ぜひエサやりしてみて。
高山に住んでいて国の特別天然記念物である二ホンライチョウ(王国タウン/保全の森)。絶滅のおそれがある二ホンライチョウを、「那須どうぶつ王国」では繁殖させて野生に返すプロジェクトに参加しています。ここで生態を学んで、動物たちと自然を守る意識を持ちたいですね。
2023年7月に新しく仲間入り・新施設がオープンした動物たちもご紹介! 他園からやってきて、那須どうぶつ王国で初めて仲間入りしたサーバルキャット(王国タウン/サーバル展示場)。すらっとした手足が特徴で、凛とした姿がかっこいいです。
同じく7月に、これまでバックヤードにいたケア(王国タウン/ケア繫殖展示場)が、満を持して展示施設へ!ケアは、世界で最も賢いと評される鳥の一種です。羽が、オレンジ、緑や青のグラデーションになっていて美しいのが特徴ですが、なぜ美しい色をしているのかははっきりわかっていないそう。
動物たちのかわいらしさが詰まったグルメとおみやげ
広い園内で歩き疲れたら、「王国ファーム」内のレストラン「BOCCA」(ボッカ)で休憩!かわいい「アルパカレー」がおすすめです。ほかにもBBQが楽しめる「バーベキューガーデン」(王国タウン)や展望抜群の「ヤマネコテラス」(王国タウン)など、2つのエリア共にレストランがあるので、好きなエリアで休憩ができます。
帰る前にかわいいおみやげをゲット!人気は動物たちの写真を使ったオリジナルステーショナリーや、お菓子など。お気に入りの動物のグッズを探してみましょう。
「マヌルネコのパイ&クッキー」1382円は、那須どうぶつ王国公式YouTubeに公開されている「マヌルネコのうた」のサムネイルをデザインした缶に、パイ&クッキーが入っています。かなり数があるので、バラマキ用におすすめ。「樽入りチョコインクッキーホッキョクオオカミ」1430円は、間伐財を使用した樽の中に個包装でチョコインクッキーが入っています。食べた後もペン立てなどに利用することができます。マヌルネコの形になっている「マヌルネコ型クリームロール」800円 もかわいいですね。
迫力あるパフォーマンスや動物と大接近できるのが特徴の「那須どうぶつ王国」。ぜひ、お気に入りのアニマルに会いに行ってみませんか?
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