「やっぱりこの人とは合わない！」価値観の違いを自覚｜どうしたって合わない人間はいると学んだ

作者・こてつ(＠kotetsu_n)さんは、同僚のAさんから日常的に理不尽な怒りをぶつけられていました。それでも関係を良好に保とうとするものの、最終的には距離を置くことを決めます。女性スタッフが増員されたことで、部署でAさんだけが孤立しています。しかし、Aさん本人がこの状況をどこまで気にしていたかは分かりません。ある年の暮れ、こてつさんが部署のメンバーに年末のあいさつをした後、Aさんから予想外の言葉をかけられました。『どうしたって合わない人間はいると学んだ』第15話をごらんください。

Aさんだけが孤立している状況を本人がどれほど気にしていたのかは、今となっては分かりませんね。

こてつさんは年末のあいさつをきっかけに、やはりAさんとは価値観が合わないとハッキリと自覚します。職場での人間関係で、相手との関係を見つめ直すきっかけは誰にでもありますよね。こてつさんは、Aさんとの関係から何を学ぶのでしょうか？

職場の人間関係に悩んだ末、人との距離感を学んだ実体験

この漫画は、著者・こてつさんが転職先で出会った「Aさん」との人間関係トラブルを描いた体験談です。

「Aさん」はこてつさんに、わざと大きな音を出すなど、理不尽に怒りをぶつけてくる人でした。こてつさんは「同じコミュニティーにいる人とは仲良くしなければならない」と、必死にAさんと親しくなろうとします。しかしある時、彼氏の一言で「合わない人とは必要以上に親しくなる必要はない」と新たな気づきを得ました。

Aさんは後にこてつさんに対して「こてつさんが部署に入ってきて、自分の立場が奪われる恐怖でイライラが抑えられなかった」と謝罪。こてつさんも謝罪を受け入れましたが、最後までAさんとの価値観の違いを埋めることはできなかったといいます。

職場や学校などのコミュニティーで「全員と仲良く」というのは難しいものです。自分が心地良いと感じる人と人間関係を築くことは、自分を大切にすることにもつながります。相性が合わない人とは適切な距離を持ってお付き合いをするのも大切なことですね。また、自分を悩ませる相手の考え・行動を変えようとせず、「自分とは違う価値観や視点を持っている人」と認めるだけでも心が軽くなることもあります。

合わない人との距離感を無理がないように保つことで、自分も相手もお互いに心地よく過ごせるようになるといいですね。

著者：kotti_0901