~【98】タイのレッドカレーで親子丼!編~【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネおひるごはん部」では、みんなで一緒に料理を作って食べるという活動をしています。活動と言っても、SNSアプリで声だけのコミュニケーション開催するイベント。材料はほぼ3つです。調味料はなるべくうちにあるもので、フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了!この連載では当日口頭でお伝えしたレシピと、参加者の皆さんが作った料理の写真とコメントで出来上がりと感想をご紹介しています。
親子丼といえば日本のB級グルメの大御所みたいなイメージですが、それを今回はタイのレッドカレーを使って作ってみます。もちろん、ピリ辛です。親子丼に使う鶏肉はもも肉の場合が多いのですが、今回はむね肉を使います。むね肉でも柔らかく仕上げるコツも! さぁ、そろそろ12時。お昼ごはん部のみんながアプリのイベントに集まってきます。
参加者の皆さんには声でしか伝えないので、「一体正解はなんだろう」と不安になるわけですが、上の写真のように、とろとろっと仕上がったら正解です。
鶏むね肉、たまご、鶏がらスープにあとは調味料!
最近はココナッツミルクやタイレッドカレーペーストといったエスニックな材料を扱っているスーパーも多くなっていると思います。Webでも買えるので探してみてくださいね。
今回使ったレッドカレーペーストは、上の商品です。これで二人分くらい作れます。
材料:一人分
鶏むね肉100gそぎ切りで一口大に切るたまご2個 玉ねぎ1/4個5㎜幅に切る鶏ガラスープ顆粒小さじ1/2 水50ml ココナッツミルク50ml タイレッドカレーペースト大さじ1 ナンプラー小さじ2 砂糖大さじ1 ごはん茶碗1.5盃 おこのみでパクチー適量
水分少なくカレーを作って卵でとじる!
イメージとしては、レッドカレーを水分少な目で作って卵でとじるという流れになります。鶏むね肉を柔らかく仕上げるには、火加減が大事です。
作り方:
1.水と鶏ガラスープ、鶏むね肉、玉ねぎを入れて中火にかけて、沸騰したら弱火にして、鶏の表面が白くなるまでゆっくり煮ます。
2.ココナッツミルク、タイレッドカレーペースト、ナンプラー、パームシュガーを入れて、5分ほど煮込む。ここも弱火です。
3.たまごはざっくりと混ぜてから(好みで卵黄一個を取りおいてあとのせも)、ざっくりと混ぜて、まずは半量を2に回しかけてかけて蓋をして中火にして固まり始めたら、残りの半量を加えて弱火にして、とろとろになる程度に火を通したら火を止めます。
4.器にご飯を盛り、3をのせて(別乗せの卵黄ものせて)、好みでパクチーを飾ります。
さぁ部員の皆さんが作った結果は!
もっとカレーかと思ったけどしっかり創作親子丼でした!
「もっとカレーかと思ったけどしっかり創作親子丼でした! そぎ切りの鶏胸肉がすごくジューシーでこうして作ればかたくならないのか! と感動。他の料理でも応用してみます。」とA.Yamaguchiさん。
良かった!鶏むね肉がジューシーとは大成功です。
卵がいい感じにマイルドで、ココナッツミルクともあってました
Mayumiさんは卵黄取り置きの後乗せで!
「今日もおいしかったです、ごちそうさまでした。鶏肉がやわらかった〜! 卵がいい感じにマイルドでココナッツミルクともあってました。次は一味を加えてもっと辛くして食べてみようと思います。」
卵黄ってやっぱり魅力ありますよね。おいしそうです。
カレーだけど、親子丼っていう不思議な味わい
「カレーだけど、親子丼っていう不思議な味わいでした。胸肉がやわらかくて、玉ねぎはシャキシャキしておいしかったです~!」とM.Mariさん。
具の海の真ん中にご飯の島が!たまごがふわふわッとしていて、これも旨そう!
グリーンカレーペーストで参戦してみたら……
chikaさんはレッドカレーペーストが手に入らず、グリーンカレーペーストを使いました。でも大丈夫です。
「グリーンカレーペーストで参戦。最初はカレーだと思ったけど、食べている間にカレーじゃなくなってきました。鶏むね肉にじっくり弱火で火を通したからか、やわらかくておいしかったです!」
盛り付けがいかにも親子丼!グリーンカレーだとちょっと爽やかな辛みになると思います。
というわけで、無事出来上がりました。鶏むね肉は弱火でちょっとゆっくり調理すると柔らかく仕上がります。
[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]