分娩介助を担当！「目の前の産婦さんのために」元師長の導き｜ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代

この漫画は、作者・モクコ(＠fufufufutago)さんが助産学生のころに出会った、ウメ子先生とワクタさんの青春時代を描いています。約30年前の助産学校での出会いから、半年間の病院実習を終えるまでのお話です。自信をなくして実習を欠席したワクちゃんは、親友・ウメちゃんの支えで復活しました。翌日、助産学校の上条先生が実習生の様子を見に病院にやってきます。なんと上条先生の提案で、二人は一緒に分娩介助を行うことになりました。『ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代』第8話をごらんください。

助産学校の上条先生と実習の担当者・峰さんは元同僚でした。上条先生も、峰さんの厳しい性格をご存知だったのでしょう。

落ち込んでいたワクちゃんを気遣って、この日の分娩担当を、二人で行えるように配慮してくれました。ワクちゃんも上条先生の愛ある言葉で、進む勇気がでたようです。

助産師としての喜びや葛藤・命の尊さを感じる作品

この漫画は、著者モクコさんが助産師の学校に通っていたときに出会ったウメ子先生とワクタさんの学生時代を描いた作品です。

頭脳明晰ですが、少しとっつきにくい印象のウメ子先生。一方、コミュニケーションは抜群ですがちょっと抜けているワクタさん。助産学校で出会った2人は、はじめ互いの良さを認められず犬猿の仲でした。しかも、なんと同じ男性に思いを寄せていた2人。助産師としても恋愛でもライバルだったのですが、失恋をきっかけに仲良くなり、遠慮なく付き合えるコンビとなったのでした。

ウメ子先生とワクタさんが助産学生だった30年前は、今よりも病院実習が厳しかったそう。ワクタさんは、厳しい指導に耐えきれず逃げ出しそうになりますが、ウメ子先生が元気づけ、支えたエピソードも。その結果、2人は無事実習を終えることができました。

『ウメちゃんワクちゃん助産師タマゴ時代』は、助産学生たちがお産に真剣に向き合う中で、新たな命の誕生と出会う喜びや命を預かる恐怖とも葛藤しながら成長する過程にハラハラドキドキ、そして感動できる作品です。

著者：kotti_0901