小顔見え、つけ心地、コスパ…何で選ぶ？人気のマスク4種を比べてみた《スリコ、ダイソー、セリア》

いまや感染症予防というだけでなく、ファッションの一部としても定着したマスク。消耗品だからコスパの良いものを選びたいけれど、デザインも大事だし、つけ心地も気になる…と、意外と悩むポイントも多いですよね。そこで今回は、スリーコインズやダイソー、セリアなどで手に入るプチプラマスクを比較してみました。

3COINS（スリーコインズ）の「2Dフィットアップマスク」（330円）は、30枚入り。1枚あたり11円です。

2色が15枚ずつ入っているので、その日のコーディネートや気分によって使い分けできるのがいいですね。

今回はマスク本体とひも部分の色が違うバイカラータイプを購入しました。グレージュ×ネイビーと、ベージュ×ワインレッドの2パターンです。

本体フィルターは3層構造になっており、外側と口に当たる面では触り心地が異なります。内側はソフトで、唇に当たってもやさしい印象でした。

実際につけてみると、鼻のつけ根からあごの下まですっぽり収まるサイズ感です。

高さが十分にあるので、鼻の頭に当たることなく口元にも余裕があります。呼吸もしやすいです。

セリアやワッツなどの100円ショップで取り扱いがある「2D Fit Up マスク」（110円）は、5枚入り。1枚あたり22円です。

写真のピンクとベージュのほか、ホワイトもあります。

外側と内側は質感の異なる素材で作られていますが、本体フィルターは薄手です。

実際につけてみると、鼻のつけ根からあごまですっぽり入ります。

「鼻を高く見せる立体設計」というキャッチコピーのとおり、少し鼻先がツンとして見えるかもしれません。内側の生地は若干、肌への刺激を感じました。

ダイソーの「DAILY FIT MASK（デイリーフィットマスク）」（220円）は4枚入り。1枚あたり55円と少しお高めです。製造はアイリスオーヤマ。

写真のピンクベージュのほか、シルクベージュ、モカブラウンがあります。

鼻筋にワイヤーが入っており、自分の鼻の形に合わせてフィットしやすくなっています。

鼻筋からあごまで覆えます。耳ひもは太めですが、着け心地は気になりません。

目の下が広めにカットされているのと、鼻筋の自然なラインが見えるのが特徴です。鼻のつけ根に干渉しないので、メガネをかけるときにも良さそう。

「美フィットマスク」（220円）も、ダイソーで販売されているアイリスオーヤマ製の商品。同じく4枚入りなので、1枚あたり55円です。

写真はすべてバイカラーですが、単色タイプもあります。ほかにも10色以上あり、とにかくカラー展開が豊富です。

個包装になっているため、予備の持ち歩きにも便利。

マスク上部と鼻筋部分の2カ所にワイヤーが入っており、プリーツも自分の顔に合わせて広げられるのが特徴です。

上部のワイヤーは、鼻のつけ根より鼻筋に合わせたほうがつけやすいと感じました。

プリーツタイプはどうしてもあご下に隙間できてしまうので、あごのラインがぼやけて顔が長く見えるのが少し気になりました。面長さんには不向きかもしれません。

・耳ひも…ダイソーの2品はやや太くやわらかい素材、ほか2品は一般的な太さです。

・ワイヤー…ダイソーの2品はワイヤー入り、ほか2品はワイヤーなしです。

・サイズ…重ねてみると、スリコと2D Fit Upは同じサイズ。ダイソーのDAILY FIT MASKはやや小さく、シャープなカットラインです。

実際に着用画像を並べてみても、DAILY FIT MASKが一番フェイスラインがすっきりしていて、顔が小さく見えました（写真右上）。

・つけ心地…肌への刺激が一番少なく感じたのは、スリコの2Dフィットアップマスクです。

・コスパ…1枚あたり11円と、スリコが圧勝でした。

さまざまなカラーマスクが登場していますが、自分の顔の形に合ったものを選ぶことで、印象は大きく変わります。ぜひいろいろ試してみてくださいね。

（ライター／marunon）