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「下着も着けずにヨレヨレの服で…」46歳ファッションに無頓着で恥じらいすらもなくなって

  • 2023.12.1

最近、何もかもが面倒くさくて適当になってきた私。独身で子どももなく、平日は仕事のため渋々外出するものの、休日はどこかに行きたい気持ちも沸かず、外出がおっくうで引きこもりがちに……。特にファッションに関しては以前にも増して無頓着になりました。そればかりか、出不精が拍車をかけ「なんか服着てたらええやん」とすら思うような体たらく。女性としてこれで良いのかと疑問を感じるようになりました。

おしゃれでなくともそれなりに考えていた以前の私

私は若いころから特別ファッションに興味があったわけではありません。でも、近所のコンビニへ行くだけでもきちんと着替えていました。おしゃれではないものの、適当な洋服に着替えて出かけてはいたので、ルームウエアのまま出かけるなんてことはありませんでした。出かける前には全身が映る鏡で洋服にシミやヨレがないかもチェックしていました。まして少し遠い店に行くとなれば、それ相応の格好をして行ったものです。

さらに休日のお出かけとなれば、前日からワードローブを見渡し、どんな服を着て行くかを考え自分なりにコーディネート。決しておしゃれ上級者ではないので流行のおしゃれアイテムは持ち合わせていませんでしたが、それでもファストファッションの店を巡ったりサイトを時々チェックしたりして、気に入れば購入。それが楽しいと感じていました。

書店でファッション雑誌を立ち読みして「これ、いいな。欲しいな」と思うこともしばしばありましたし、通勤時、同僚の女の子たちの洋服を参考にしたり、街へ出れば同世代の人がどんな格好をしているのかを気にしたりもしていました。

恥じらうことすら忘れてしまったのか、今の私

ところが40歳を数年過ぎたころには洋服選びがおっくうになり、どんな服を着れば良いのか何が流行っているのかを調べることもしなくなりました。そもそも面倒くさがりなので「何でも良いか」の精神が顔を出します。

夏、コンビニへ行く際は家で着用しているルームウエアのまま下着も着けずに出かけることが多くなりました。冬ともなればパジャマの上にフリースを羽織り、ファスナーを上まで閉め、下だけほかのパンツにはき替えていくという始末。少し遠くへ出かけるときはさすがに下着も着けて着替えもしますが、出かける前に鏡の前に立つこともなく、服のヨレや多少の伸びはノーチェック。少しくらい服が色あせていても気にしなくなりました。

恥じらうという言葉すらどこかへ置き忘れてしまったような今の私。衣替えどころかクローゼットを開けることすらしません。洗濯を終えた後、その辺に置いておいた服を手に取って着るため、ローテーションも早くなりました。

さすがにお出かけするときぐらいはワードロープを……待って! お出かけっていつからしていない? ということは「洋服を選ぶ」という作業からも私はかなり遠ざかっています。それどころか、家では毎日同じ服を着ているではありませんか!

どうなっていくのか、これからの私

このまま突き進めば、柄に柄を合わせたり、トップスはすべてインして着るなどの事態に陥っても気にしなくなってしまいそう。どこへ行くにも同じ格好で出かけるようになってしまいそうです。それって自分は良くても社会人の身だしなみとしてどうなのと思う私もいて、何とかしたほうが良いのではと思うようになりました。

でも、面倒くさがりの性質や意識をすぐに変えることは難しい……。そこで、まずは第一歩として外に出ることにしました。カフェに行ってお茶をする、何も買わずに街を歩くだけでも構いません。そして以前のように同世代もしくは自分より少し若い人の格好を観察。そうすれば何かヒントや刺激を得られるはずだと思いました。

同じものを持っていないからといってわざわざ買う必要はなく、組み合わせ方を参考にするだけでも違ってきます。ショッピングモールへ行って歩き回るのも1つの手。コーディネートされているマネキンを見ると流行が見えてきます。家で新聞の折り込みチラシを見るだけでも、流行りのファッションをチェックすることは可能。ネットやファストファッション店のセールのチラシを見るだけでも少しは流行がわかるのではと思っています。

まとめ

おしゃれを楽しまないともったいないとは思っています。ですが年齢とともに何を着て良いのかわからない、わからないから面倒くさくなるということも事実。さらに出かける機会がないことが服への無頓着さに拍車をかけているので、たまには外へ出かけるよう心がけていきたいです。

人の服装をお手本にして、まねできることは取り入れていくだけでも一歩前進。最低限、出かける前に外に着て行っても平気な服かどうかのチェックを心がけ、衣替えもきちんとして、手持ちの服を見直そうと思っています。外に出て恥ずかしくない格好を目指す、まずはそこからです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:うさぎ如月

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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