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仕事効率が上がる! デキる人に見える! 杏奈流仕事の流儀 ~後編~│住谷杏奈

  • 2023.12.1

今の自分に満足している人は、この先は読まないでください。
夢を叶えたい、何者かになりたいと切実に思っている人だけ、読んでください!

実業家・住谷杏奈さんの生き方から学ぶ、不確かな時代をサバイブするためのヒントを紹介する連載。
さまざまな業界で活動してきた住谷さん。そのなかで出会った成功者の共通点をもとに、デキる人になるための8つのコツを教えてくれました。
今日から実践すれば、周囲から「変わったね」と思われるはずです。

>>>「前編」は、こちらから!

5.ノートとペンでメモをとる

興味や好奇心をもって話を聞いているという態度を示すために必要なのが、メモをとることです。「はい、はい」「そうなんですね」と相槌を打つことも大切ですが、ビジネスシーンでは、書きとめることが効果的なんです。

今どきノートとペン!?と思うかもしれませんが、本当はPCでもスマホでもいいんです。ただ、ご年配の方はまだまだアナログ派も多いので、どちらかというとスマホよりも印象がよく見える傾向にあります。その日、ノートがないときは、「すみません。スマホ(パソコン)でメモをとらせてください」とひと言、添えるといいでしょう。スマホのメモ機能を使っていたとしても、相手にはスマホで他のことをしていると思われかねません。今どきはスマホが当たり前だからと思わず、目上の方にとってこのひと言はとても大事です。

単なるパフォーマンスで終わらせず、会話の中で気になるワードはしっかりとメモしておくこと。仕事のアイデアのもとになるかもしれませんし、次に会ったときに「この間の……」と会話に出てくるかもしれませんから。

6.LINEは即レス&ラリーを止めない

忙しい人ほど、LINEやメールの返信が早く、同時にいくつものことをこなしている印象です。これは仕事でもプライベートでも同じ。

会議や打合せ中にスマホを見るのは失礼と言われがちですが、急ぎの連絡が入ったときに即レスできなければ損失が出ることもありますし、チャンスを逃すこともあると思うし。信頼を失うことだってあると思います。急用でなくても内容は把握しておきたいので、私は常にスマホを手にして意識を向けています。お店をやっているので当たり前のことですが、習慣になっていますね。

もちろん仕事の形態によって即レスがマストではないこともあるでしょう。朝と昼、夕方にまとめて返信をするスタイルも否定しません。しかし、会話のキャッチボールと同じで、LINEやメールでラリーが続いているのに、急に返信を止めてしまうのは非効率。短い文章でもいいので、ひとつの要件をすませればスッキリします。

7.素直に「知らない」と言える

スタッフを前に話をしているとき、「はい、はい」とうなずいていても話の内容を理解しているのか疑いたくなるときがあります。顔を見ればわかるんです。知っている風に見せるのではなく、わからないこと、知らないことはスルーせず「すみません。わからないので教えてください」と素直に聞いたほうが得です。「知ってます」風にされたら、それ以上教える必要がないと思って、話をしなくなってしまいます。

以前この連載の中でもお伝えしましたが、デキる経営者ほど謙虚に自分の無知を認め、知ったかぶりをしないものです。疑う目を持っているから、わかったふりもしません。知らないことは恥ずかしいことではないので、素直に「知りませんでした」「わかりません」と言えるほうが素敵です。学ぶ機会を得られたのだから、その機会をムダにせず、どんどん新しいことを吸収して成長していけばいいのです。

8.説明は過剰なくらいでいい

言葉にしなくても気持ちを察してほしいと相手に期待して言葉足らずになっていませんか? 自分の思う通りに相手が理解してくれないと、「何で?」「どうして?」と自分には非がないような態度をとるのもダメです。

相手はあなたではないので、言葉足らずでは伝わりません。伝わっているだろうなんていう期待は持たないこと。むしろ何も伝わっていないと思って、やりすぎなくらいひとつひとつの行動に対して言葉で説明をしたほうが失敗は少なくなります。仮に間違っていないことでも、説明不足によってすれ違いが起こる可能性もあります。相手が誤解したまま物事が進んでいき、最終段階ですれ違いが発覚するかもしれません。

表情で読み取れるだろう、これくらいわかってくれているだろうという期待は捨ててください。自分の考え、気持ちは自分にしかわからないのだから、しっかりと自分の言葉で説明できる人になりましょう。

PROFILE
住谷杏奈(すみたに・あんな)
【写真】
1983年2月1日生まれ。2006年にお笑いタレント・レイザーラモンHGさんと結婚し、2008年に男児、2011年に女児を出産。夫のケガを機に商品開発をはじめ、実業家としての才能も開花。美容の知識を活かしたプロデュース商品で次々とヒットを生み出す。現在は、実業家、タレントとして活動。

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