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「何かあったら言ってな」言葉の真相を理解していれば…|10歳で性被害に遭った話

  • 2023.11.30
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著者のちくまサラさんは、10歳のころ、放送委員をやっていました。なんとなくかっこいいからという理由で入ったのですが、同じ委員会の上級生・Yのセクハラ被害に遭うことに…。ある日、お昼の放送後にYの担任と廊下でばったり会うと、ちくまさんは声を掛けられました。一体何の用でしょうか。『10歳で性被害に遭った話』第3話をごらんください。※このお話では、子どもの性被害に関する表現が含まれます。苦手な方はご注意ください

Yの担任の先生、何か含みのある言い方をしていましたね。きっとクラスでも目をつけられている存在なのでしょう。放送委員会の女子以外にも被害者がいたのかもしれません。

このときは、それほど気にしていなかったちくまサラさんでしたが「思わなかった」という文末からは、以降その言葉の意味を知ったことがうかがえます。

安心して相談できる環境づくりを

10歳のころ、同じ委員会の上級生から性被害に遭ったという、ちくまサラさん。担任や親に相談することができず「誰にも言えなかった」とブログにつづっています。そして、上級生に襲われた日以来、このできごとがトラウマ(心的外傷)となり、心から笑うことができなくなってしまったそうです。

子どもの性教育を積極的にする親もいれば、家庭の考え方によってそうではない親もいます。しかし、知識がないために自分の身を守れなかったり、相手を傷つけたりする怖さが、この漫画では描かれています。一方、知識があっても子どもが正しい行動を取れるとは限らず、独学で知った情報から誤った認識を持ってしまう可能性も。そんなとき、気軽に性のことを聞けたり、相談できたりする相手がいることで、傷ついたり傷つけたりすることを防げるかもしれません。

ちくまサラさんは現在、当時の悲しかった経験を胸に「安心して相談できる環境づくり」「正しい性知識の普及」について漫画を通して警鐘を鳴らしています。性被害で悩む人、心を痛める人が1人でも減るよう、私たちのできることについて考えさせられるお話です。

万が一、性被害に遭い「どうしていいかわからない」「誰かに相談したい」というときは、男女共同参画局が設置する性犯罪・性暴力に関する相談窓口を利用できます。一人で悩まず、専門機関を頼ってくださいね。

著者:ママリ編集部

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