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「クリぼっち」もイルミネーションが見たい…!お一人さま向けマップ初公開、狙いを聞いた

  • 2023.12.1
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「クリぼっち」もイルミネーションが見たい…!お一人さま向けマップ初公開
「クリぼっち」もイルミネーションが見たい…!お一人さま向けマップ初公開

12月のクリスマスシーズンに向けて、各地でイルミネーションの点灯が始まっています。イルミネーションといえば恋人同士や夫婦、友人グループ、親子連れなどで訪れる場所というイメージが強く、一人では何となく行きづらいと思っている人もいるのでは。しかし一緒に行く人がいないから見ない……ではもったいない!そんなお一人さまたちの背中を押すデジタル地図がこのたび公開されました。

その名も「ひとりイルミネーションMAP~ぼっち族に贈る、特別な輝き50選~」です

“ぼっちレベル”初級・中級・上級から選べる

「ひとりイルミネーションMAP」は、スマートフォンやパソコンから即アクセスできるブライザ版。関東エリアのイルミネーション50カ所がマップ上に表示されるもので、現在地から周辺のスポットを探すことや、キーワード入力による検索も可能です。

イルミネーションのスポットは、“お一人さまレベル”に合わせて「初級」「中級」「上級」に分かれているのも特徴的。

「ぼっち初級」は、いろんな人が行き交う、もしくは人がまばらなイルミネーションスポットで違和感なく楽しめるスポット。

「ぼっち中級」は、ファミリー層を中心ににぎわうスポットで、多少のアウェー感がありつつも時間とともに気にならなくなる場所。

そして「ぼっち上級」は、多くのカップルが集まるイルミネーション。恋人たちが愛を語る隣でさりげなくマイペースにイルミネーションを堪能することができるとのことです。

このマップを製作したのは、DXベンチャーのボールドライト(東京都新宿区)です。観光DX、商業施設DX、システム開発などハイテク技術分野を手掛ける同社がなぜ“クリぼっち”向けのマップを公開したのでしょうか。担当者に狙いを聞きました。

イルミスポット50カ所は誰が選んだの?

「ひとりイルミネーションMAP~ぼっち族に贈る、特別な輝き50選~」
「ひとりイルミネーションMAP~ぼっち族に贈る、特別な輝き50選~」

Q.このMAPは今回初めてのローンチでしょうか?

担当者「はい。『ひとりイルミネーションMAP』は今回が初めての取り組みです。2023年7月、首都圏のビアガーデンを集めた『ビアガーデンマップ 』を制作しているので、そうした自社企画のマップという意味では、第2段となります」

Q.このMAPを作ったきっかけ、背景、また狙いなどについて教えてください。

担当者「このMAPが、お一人さまも冬の外出やイルミネーションを楽しむきっかけになればと思い制作しました。

やはり冬の一大イベント、イルミネーションは季節感のある身近な楽しみの一つであるものの、パートナーがいない人間にはあまりポジティブに感じられるものではない気がしています。私自身、パートナーがいない冬のイベントシーズンは、とても切ない気持ちになりつらかった時期もありました。

近年『クリぼっち商戦』も定番になりつつあり、このような孤独感を感じているのは自分だけではないと気付くことができ、少し楽になりました。

『クリぼっち』をターゲットとしたものは基本的にはおうちで楽しむものが多いようですが、外ではさまざまなテーマで、工夫を凝らした美しいイルミネーションを楽しむことができます。一緒に行く人がいてもいなくても、キラキラの冬を思い切り楽しんでいただくきっかけとして、このMAPがお役に立てればと考えています」

Q.ボールドライト社の本業と今回のMAPは、どのように関連していますか?

担当者「当社は自治体や観光事業者、商業施設やレジャー施設などのマップをデジタル化するDX事業を行っております。そのデジタルマップのプラットフォームを生かし、自社でも一般の方に使っていただけるマップを提供することで、一般ユーザーの方々の認知度アップを目指しています」

Q.お一人さま向けのイルミネーション50選は、誰がどのように選定したのですか?

担当者「選定は社内のお一人さまメンバーで行いました。

一人でも足を運びやすいという観点で、観光地的なところや電車などでアクセスしやすいところ、比較的地味だけどゆっくり見られそうなところなどを意識して選定しています。そのほか、一人でも見に行きたい有名なイルミネーションなども掲載しています。

独断と偏見ですが、お一人さまレベル別に表示することもできますので、参考にしていただければと思います」

意外と周りの目は気にならないもの?

Q.お一人さまは、近年増えていると思いますか?

担当者「お一人さまは増えていると思います。価値観が多様化し、サービスも進化する中で特に好きなことや趣味に関して、誰かと合わせるより一人で楽しむ方が、コストやストレスがより少なく楽しめるようになってきたのではないでしょうか」

Q.イルミネーションを楽しみたいお一人さまに向けて、メッセージをお願いします。

担当者「経験がないと不安に感じる方もいるかと思いますが、実際に一人でイルミネーションを見に行くと、意外と周りの目は気になりません。

イルミネーションの風景を写真に収めたり、ぼんやり眺めてたそがれたり、温かい飲み物を飲んだりしているうちに、いつの間にかリフレッシュしている自分に気づきます。

ぜひ、この冬一人でイルミネーションにお出かけしてみてください!」

この冬は一人でイルミを楽しもう!

平成の頃は「クリスマスは恋人と過ごすもの」というイメージが強かったものの、令和になり人々の価値観も変化しているようです。

誰かと過ごすためではなく一人でも純粋にイルミネーションを楽しみたい、そんな熱い思いを胸に、この冬はイルミ・マスターとして各スポットへ出没してみるのはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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