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<奇妙な話>上司からパワハラを受け絶望 → 同僚女性に「私に任せて」と言われた、その翌日!?

  • 2023.11.30

世の中には信じられないようなパワーを持った人がいます。時にそのパワーは驚くような結果を招くこともあるようです。これは筆者が実際に体験した、ちょっと不思議なパワーを持った同僚のお話です。

画像: <奇妙な話>上司からパワハラを受け絶望 → 同僚女性に「私に任せて」と言われた、その翌日!?

同僚のA子

私の同僚、A子は少し不思議な人。見えないものが見えていたり、聞こえない音が聞こえていたり……時には予言めいたことを言うこともあり、俗にいう『霊感の強い人』というイメージがありました。

A子とは部署も同じだったので、私は仲良くしていたのですが、中には「ちょっと怖い」と言って敬遠している人もいました。確かにそのくらいA子は不思議なパワーを持っている人だったのです。

理不尽なパワハラ上司

私とA子が所属する部署には、とても理不尽なパワハラ上司がいました。自分の機嫌で部下を振り回し、何かのドラマのセリフのように『上司の失敗は部下の失態・部下の成功は上司のもの』を地で行くようなタイプでした。

パワハラ上司の矛先はいつ誰に向けられるかわからず、みんなビクビクしながら仕事をしていましたが、ある日その矛先が私に向けられたのです。

それからの毎日は本当に地獄のようでした。揚げ足をとるだけでは気が済まず、何かと文句をつけてくるようになりました。

社内での罵倒

ある日、パワハラ上司は自分の連絡ミスが原因で、取引先の担当者を怒らせてしまいました。それがなぜか私のせいだと言い出し、「お前がちゃんと電話が来たことを言わないからいけないんだ!」と部署の人が大勢いる前で罵倒し始めたのです。

私は連絡が来たことをしっかりと上司に伝えていました。いつも用件を伝えても無視をされていたので、電話の受付メモにも記入して渡すようにしていたからです。

あまりの理不尽さに、他部署の上司も仲裁に入るほど。それでも怒りが収まらないパワハラ上司は、私に「辞めちまえ!」と怒鳴って帰って行ったのです。

すると一部始終を見ていたA子が、心が折れそうになった私に「大丈夫。私に任せて!」とニッコリと笑って励ましてくれました。

A子のパワー?

次の日、会社に行きたくない気持ちを抑えて出社すると、いつもより部署内がバタバタしていました。何事かと思い、先に出社していたA子に確認すると、パワハラ上司がくも膜下出血で倒れて入院したというのです。

周囲は仕事のカバーなどでバタバタしているのに、A子は全く動じていませんでした。「あんな上司でもいないと大変なんだね。」と私が言うとA子は笑いながらこう言ったのです。

「ちょっと強く念じすぎたかなぁ。」

驚くべき結果?

その後、パワハラ上司は後遺症がひどく、退職することになりました。A子は無邪気に「良かったね!」と言っていましたが、あれはA子のパワーだったのでしょうか?

偶然が重なっただけかもしれませんが、私は何となく怖くなり、未だにA子に詳細を聞くことはできていません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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