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全部100均グッズ! クリスマスのアドベントカレンダーを手作りで プチプラ花コーデVol.125

  • 2023.12.1

プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラな手作りアイデアを教えていただきます。

はじめてのアドベントカレンダー作りに挑戦!

クリスマスリースやツリーなどクリスマスを迎える準備をするのが楽しい毎日。毎年、これを作ってみたいと思いながら、作ったことのないアイテムがありました。

それが「アドベントカレンダー」です。クリスマスまでの日数をカウントしていくカレンダーで、さまざまなデザインのものが出回っています。

たとえば、日付が書かれている部分が窓になっていて、その中にチョコレートやキャンディなどのお菓子やクリスマスオーナメントが入っていたりします。1日一つ窓を開けて、全部開けるとクリスマスがやってくるという仕掛けです。

クリスマスシーズンになると、食品を扱う雑貨屋さんやチョコレート屋さんでも、こんなアドベントカレンダーを見かけるようになりました。

毎日、窓を開けていくのは、大人も子どもわくわくして楽しいですね。

アドベントカレンダーは、100均にあるものでも作ることができそう。まずは100均で材料探しからスタートです。

袋からお菓子、オーナメントまで全部100均で揃う

今回、私は、12月1日から24日までの24個の仕掛けを作ることにしました。

プチプラでアドベントカレンダー作りをするためにまず探したのは、袋です。24個分揃うものでと見ていたら、茶色の小さな袋「ぷち袋(25枚入り)」がありました。クッキングシートも用意しました。

手作りアドベントカレンダー

次に、お菓子をチェック。キャンディとチョコレートを購入しました。個包装になっていて、1袋にたくさん入っているのが購入の決め手です。

飾りつけにも使うオーナメントなどの材料と、木の棒「工作材料 丸棒」も購入。

ドライオレンジやコットン、星の形をした「ウッドモチーフ スター」は装飾に使っていきます。

丸棒はアドベントカレンダーを吊るすために使います。また、袋をぶら下げるときに必要な麻紐を購入しました。

100均でこれだけの材料が揃えられるって、嬉しいですね。しかも、全部で1,000円(税抜き)です。

100均のもの以外に、用意したのは針葉樹のヒムロスギです。これは、クリスマスツリー作りの残りです。アドベントカレンダーの装飾に使ってみようと思います。

ヒムロスギ

バラエティに富んだ、3つのデコレーション方法

まずは、袋とクッキングシートを用意して1から24までの数字を書いていきます。私は簡単に油性マジックで書きました。

手作りアドベントカレンダー

数字を書いた袋の中に、チョコレートやキャンディを入れていきます。

手作りアドベントカレンダー

チョコレートやキャンディを入れた袋の外側を、このあと、ドライオレンジやコットンなどでデコレーションしていきます。デコレーションはどんなふうにしようか? と、3つの方法を考えました。

1:麻紐を結ぶだけ

麻紐を袋の正面でクロスさせ、上部で結びます。残った紐は吊るすために、長めにして残しました。

手作りアドベントカレンダー

クロスした紐の真ん中には、ウッドモチーフやドライオレンジを挟みます。グルーガンがなくても、簡単にできるのがいいですね!

2:グルーガンを活用

封をした袋の上の部分に穴あけパンチで穴をあけ、そこに麻紐を通して結びます。

手作りアドベントカレンダー

ここも、吊るすために麻紐は長く残しておきます。

袋の正面部分には、グルーでオーナメントを固定します。

手作りアドベントカレンダー

これは、穴をあける道具や、グルーガンがあれば簡単にできます。

3:巾着スタイル

これもグルーガンなしでできます。

数字を書いたクッキングシートの中に、キャンディや、飾りつけのオーナメントを入れて包みます。

手作りアドベントカレンダー

包んだ上の部分を麻紐でキュっと縛ります。このとき、小さなヒムロスギも一緒に麻紐で縛っておきます。

袋も巾着スタイルにできます。クッキングシート同様に、袋を麻紐で縛ってからヒムロスギを置いて結びます。

手作りアドベントカレンダー

これで、仕掛けのある数字のカレンダー部分ができあがりました。

グルーガンがあってもなくてもできるので、好きなやり方をしてみるといいですね。

仕上げは、クリスマスのオーナメントをプラス

カレンダー部分ができたので、アドベントカレンダーを仕上げていきます。

①丸棒を用意して、麻紐を結んで壁に掛ける部分を作ります。

手作りアドベントカレンダー

②丸棒に3つの方法で作った日付入りの仕掛けをつけていきます。

手作りアドベントカレンダー

麻紐は長くしたり短くしたりして長さを変え、カレンダー部分の重なりを見ながら結んでいきます。

ある程度、仕掛けをつけたら、今度は壁に掛けながら作業していきました。

手作りアドベントカレンダー

時々遠くからバランスを見て、残りの仕掛けを丸棒にぶら下げていきます。重なりや横のバランス、オーナメントの配置などを見て調整。

少しずつ形になっていくことに嬉しさを感じながら、作業を続けました。

24個の日付入りの仕掛けを棒にぶら下げると、こんな感じになります。

手作りアドベントカレンダー

仕上げに、白いクリスマス用のボールを飾ってみます。

手作りアドベントカレンダー

最後に余分な麻紐を、ハサミでカットすれば完成です。

手作りアドベントカレンダー

白いオーナメントがアクセントになって、よりクリスマスっぽい雰囲気になりました。

手作りアドベントカレンダー

アドベントカレンダーは、毎日一つ開けるたびに「何が入っているんだろう」とサプライズが楽しめます。開ける瞬間を想像しながら作ると、楽しさ倍増です。

私が今回作ったのは、自分用のアドベントカレンダー。クリスマスまでの間、おやつの時間に一つずつ開けて、チョコレートやキャンディをいただきます。

アドベントカレンダーがあると、クリスマスの日がより楽しみになりますね。

今回の材料をご紹介

  • 丸棒…100円*ダイソー
  • クッキングシート…100円*ダイソー
  • ぷち袋…100円*セリア
  • ウッドモチーフスター(星)…100円*ダイソー
  • ドライオレンジ…100円*ダイソー
  • コットン…100円*ダイソー
  • ボール(白)…100円*ダイソー
  • 麻紐…100円*ダイソー
  • チョコレート・・・100円キャンドゥ
  • キャンディ・・・100円キャンドゥ

合計1,000円(税抜)。

ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、穴あけパンチ、油性マジック、ヒムロスギを用意。

毎年作りたい!「自分流」でできる楽しみ方

ヒムロスギが残っていたら、棒の部分をヒムロスギにしてもいいですね! ぐっとクリスマスムード満点になります。

手作りアドベントカレンダー

数字部分は白い紙にプリントしたものや、使わなくなったカレンダーの数字を使うのも面白そう。中に入れるものを何にするか考えるのもわくわくします。

棒は公園などで拾ったりしても。100均の突っ張り棒も代用できそうです。

さまざまなアイデアで自分流の楽しみができて、また誰かとも一緒に楽しむことができるアドベントカレンダー作り、これから毎年作ってみようと思います。

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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