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海老と椎茸が入った"和風キッシュ"

  • 2023.11.30

冷凍パイシートを使った、手軽なキッシュです。具材に味噌を絡めた和風のキッシュは、つまみにもお弁当にもお薦めです。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

海老と椎茸が入った"和風キッシュ"

■“和風キッシュ”のつくり方


◇材料 (直径18cmのタルト型1台分)

冷凍パイシート:20cm四方(四角)
小麦粉:適量(打ち粉用)
むき海老:小160g
生椎茸:6個
わけぎ:80g
バター:大さじ2
味噌:大さじ1
酒:大さじ1/2
チーズ:80g(エメンタール、またはピザ用)
★ 卵液:
・ 卵:2個
・ 生クリーム:1/2カップ
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々


(1)パイケースをつくる
パイシートは打ち粉をふったのし台にのせて10分ほどおいて少し解凍し、打ち粉をしてめん棒で直径25cmの円形にのばす。タルト型にのせ、底と側面を貼りつけて高さ1cmほどを残してはさみで切り、冷蔵庫で1~2時間冷やす。

(2)パイケースを焼く
パイケースにオーブンペーパーを敷き、お菓子用の鉛の重しを全体に広げてのせ、200℃のオーブンの中段に入れて10分ほど焼く。重しをペーパーごと取り、160℃に下げて10~12分空焼きする。

(3)海老の下ごしらえ
海老は背ワタのあるものは取り、水で洗って水気を拭く。

(4)その他の具材をカットする
椎茸は軸を切り落として半分に切り、さらに3等分に切る。わけぎは幅1cmに切る。チーズは5㎜角の棒状に切る。

(5)卵液をつくる
ボウルに卵を割りほぐし、残りの材料を加えて混ぜる。

卵液をつくる
卵液をつくる

(6)具材を炒める
フライパンにバターを溶かし、海老、椎茸を入れて海老の色が変わるまで炒め、味噌、酒を加え、全体を混ぜて味噌をからめる。

具材を炒める
具材を炒める

(7)オーブンで焼く
パイケースに入れてわけぎ、チーズを散らし、卵液を注ぐ。180℃のオーブンの中段で10分ほど焼き、160℃に下げて30分ほど焼き、粗熱が取れたら型から取り出す。

オーブンで焼く
オーブンで焼く
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

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