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【キャンパー的ハイク体験記】注目パック&靴の実力とは?「グレゴリー&KEEN」ツアーで試してみました

  • 2023.11.30
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いざ「Hike & Camp with GREGORY and KEEN」へ!

2023年10月、バックパックブランド「GREGORY(グレゴリー)」と、フットウェアブランド「KEEN(キーン)」の注目アイテムを体験できるプレス向けのツアー「Hike & Camp with GREGORY and KEEN」が開催されました。

グレゴリーは、アウトドアはもちろんデイリーやビジネスなど、さまざまなシーンで使用できるバックパックを展開。キーンは、ブーツ、スリッポン、スニーカー、水陸両用などアウトドアシーンを助けてくれる人気シューズの数々をそろえることで知られるブランドです。

今回はそれらを着用してハイキングすることで、アイテムの良さをより深く体感!そんなツアーに参加すべくhinata編集部が訪れたのは、埼玉県・長瀞にある破風山です。

バックパックは「グレゴリー」のズールとジェイド

今回試したザックは、男性向けの「ZULU(ズール)」と女性向けの「JADE(ジェイド)」。どちらもグレゴリーの定番モデルで、2023年春にリニューアルされています。

グレゴリーの「ズール(左)」と「ジェイド(右)」

サイズはズールが30、35、45、55、65L、ジェイドが28、33、43、53、63Lのそれぞれ5種類。カラーはミッドナイトネイビー、ミストグレー、ルビーレッド、フォリジグリーンなど何色かラインナップされ、サイズやシリーズによって異なります。

背面はメッシュ仕様で蒸れ知らず

ズール/ジェイドシリーズは、背面に大きくメッシュがレイアウトされているのが特徴です。

このおかげでとても通気性がよく、背中が蒸れにくく汗冷えすることもありません。登山やハイク中は汗をかきやすいので、蒸れずに快適に歩けるのは本当にうれしいポイント!

また、SとMの2種類が用意されているバックパネルは、約89mmの範囲で上下調節できるのも特徴の一つ。体格や身長などに合わせてジャストな背負い心地が叶う、ユーザーライクな装備です。

このバックパネルとメッシュの間に設けられた空間が、背中への適度な空気の流れも実現してくれます。

スマホも入る大きなヒップベルトポケット

ヒップベルトにはスマートフォンも余裕で入る特大サイズのポケットも。

「実はサコッシュってなかなか慣れないんだよね…」なんていう同行者(hinata編集部のW)も、ここにコンパクトカメラやライトも入れられるので大満足な様子です。

もちろん、違和感なくしっかり腰回りをホールドしてくれるので、行動中もストレスなし!

大きな開閉口で荷物の出し入れが楽ちん!

メインコンパートメントには、フロントに備えられたU字ファスナーからもアクセス可能!

開口部が広いので、底に入っている荷物もスムーズに取り出せるのはキャンパーにもうれしいところ。持ち物の管理がしやすいので、いつもの「歯ブラシってどこに入れたっけ…」なモゾモゾともさようならできそうです。

シューズは「キーン」のザイオニックシリーズ

この日試してみたシューズは、キーンの「ザイオニック」です。

キーンの「ザイオニック(左)」と「ザイオニック ミッド(右)」

次世代の軽量トレイルシューズとしてローカットとミドルカットがラインナップ。定番のブラックやグレーはもちろん、コーディネートが楽しいフォリジブルーやオレンジ系にも物欲が刺激されました。

クッション性があり歩きやすい!

ザイオニックには、反発性と優れたクッション性を備えた「新設計のソール」が採用されています。

滑りにくいアウトソールと相まって、足場が悪い場所でも軽快&安心そのもの。接地性を高めた構造なので、かかとからつま先への重心移動が楽なのも好印象です!

キャンプにも映える佇まい!

つま先のゆとりあるボックス構造も、窮屈な感覚がなくて筆者好み。

なにより、アイコニックなデザイン&カラーはおしゃれキャンパーにもヒットするはずです。「いつものキャンプにハイクをプラスして楽しみたいな」と考えている人も、チェックしてみるといいかもしれません!

雨や川があっても安心な防水加工

この日試したザイオニックは、独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が採用されたウォータープルーフモデル。

水をかけてテストしてみましたが靴下は無事!それでいて通気性も高いので蒸れ知らず…。これなら通勤時のレインシューズ代わりにも活躍しそうです。

破風山のハイクで徹底レビュー

グレゴリーの「ズール/ジェイド」とキーンの「ザイオニック」の魅力チェックが完了したので、いよいよ
埼玉県・長瀞にある破風山でのハイクがスタートです。

スタート〜下山を4時間ほどの工程でめぐる予定。標高626.5mの山頂からは埼玉の街が一望できるそう!

まずは「正しいバックパックの使い方」をお勉強

スタート前に、グレゴリーやキーンのスタッフが道具の正しい使い方をレクチャーしてくれました。

バックパックを背負うときのポイントは
・ヒップポケットの上部を、腰骨から2.5cmほど上に合わせる
・背負うときはショルダーベルトを緩め、前屈みになる
・その状態でベルトの位置を合わせ、ショルダーベルトやスタビライザーを引いてフィットさせる
などなど、体にフィットさせることが大切とのことでした。

またキーンのシューズは、シューレースを引きながらしっかり結ぶことが大切だと教えてもらいました。その際、蝶々結びをさらにもう一度結ぶのも有効なのだとか!

前原山を目指して登山口から出発

今回のスタート地点は、秩父鉄道の皆野駅から徒歩20分ほどでアクセスできる大渕登山口。ここには入山者を数えるためのカウンターがあるので、押してからハイクスタート!

スタート直後からかなり急な登り!

標高差100m&起伏の激しい足場が続くようなビギナーには厳しい環境ではありますが、軽くて歩きやすいシューズのおかげか意外とスムーズに進めます。

急登が終わると少しなだらかな道に。

序盤から汗だくですが、バックパック背面のメッシュのおかげで蒸れずに快適!

今回は35Lサイズのバックパックたっぷりの荷物を入れてきましたが、登山前に体にきちんとフィットさせたこともあって、横ブレやズレが起こりませんでした。

登山口から30分ほどで、最初の目的地の前原山に到着!

道中、木の根などによる滑りやすい場所もありましたが、キーンのザイオニックで楽々クリア。写真のミッドカットは、足首もフォローしてくれつつ、しなやかで動きを邪魔しすぎることもありませんでした。

お昼休憩を終えて破風山の山頂へ

前原山を越えてからは、たくさんのアップダウンが続きます。

一番の急登やロープを使うような岩場に、ほかの参加者も大苦戦!?本心では「これ、無理かも…」と尻込みしてしまいましたが、ザイオニックのグリップ力のおかげで、ここもなんとかクリア!

標高625.5m「破風山」山頂に到着

想像していたよりもタフな行程が続くハイクでしたが、グレゴリー&キーンのアイテムのおかげもあって登頂成功!眼下に広がる埼玉の景色が一行を労ってくれているように感じます。

参加したさまざまなメデイアの人たちと、山頂で記念写真!

今回は、ハイク・登山のシーンでグレゴリーとキーンのアイテムを試用してみましたが、どちらもキャンプにもとても有効なものだと感じました。

デザインはもちろん、使いやすさも追求されているので、もっとアクティブなキャンプが楽しめるはず!いつものキャンプにマンネリを感じている人も、手に取ってみてはいかがでしょうか?今まで以上のすてきな体験に出会えるかもしれません。

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