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なぜ“実家”を作ったの?メルカリの実家体験施設が期間限定オープン!楽しすぎ、エモすぎ、懐かしすぎ!

  • 2023.11.30
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年末年始の大掃除で出る「不要品」の隠れた価値とは?

年末年始の大掃除で捨てちゃうモノの価値はいくら?メルカリが“疑似実家”をつくったワケ
年末年始の大掃除で捨てちゃうモノの価値はいくら?メルカリが“疑似実家”をつくったワケ

年末の大掃除で不要になった物を処分する人も多いでしょう。

「メルカリ」が行った「2023年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”」に関する調査の結果では、日本の家庭に眠る“かくれ資産”の総額は推計約66兆6772億円、国民一人あたりを算出すると平均“かくれ資産”は約53.2万円でした。

さらに、現在家庭にある不要品のうち、年末年始の大掃除などで、今後捨てる予定の不要品の資産価値を調査したところ、国民一人あたり平均8.5万円という結果でした。

つまり、大掃除でゴミとして捨てられるものの中には、まだ売れる価値のあるものが紛れているということになります。さらに調査では、実家に不要品があると認知している人は約5割、そのうち、実家にある不要品に価値がない、と考えている人は半数を超える結果でした。

「懐かしさ」に価値がある

左・株式会社メルカリ Marketing Director 千葉久義さん、右・メルカリ「ウチの実家」アドバイザー 山下メロさん
左・株式会社メルカリ Marketing Director 千葉久義さん、右・メルカリ「ウチの実家」アドバイザー 山下メロさん

不要品には全く価値がないのでしょうか。

「平成レトロ」の提唱者である山下メロさんは、「懐かしさ」を感じるものは、たとえ壊れていても「価値がある」と言います。

「実家の“生活感”や、自分の部屋にある当時流行したモノは時代遅れでも、当時の大事な思い出を呼び起こすトリガーになり得るのではないでしょうか。誰かの不要品は、誰かの思い出を呼び覚ます火種として価値を持つかもしれません」(山下さん)

近年、Z世代を中心とする若者世代の間で注目されている「昭和レトロ」、「平成レトロ」という言葉。昭和のプリントグラス「アデリア」や「純喫茶」、平成時代に流行したファッション「Y2K」など、若者世代から「かっこいい」「エモい」とされ再注目されています。

山下さんは、平成レトロが注目されている理由に「現代は何もかも便利になりすぎていて、若者にとっては不便がかえって新鮮で“エモい”とされています。例えばブームになっているものの一つに『フィルムカメラ』があります。フィルムカメラが持つ不便さは、すぐに結果がわからない、現像するのに時間がかかる、撮影枚数に制限がある、などが挙げられますが、苦労して手に入れたモノ・体験だからこそ価値を感じています。さらに、“平成”は昔過ぎないところがポイントです。若者にとり“ほどよい不便さ”を感じることができるのでしょう」と説明します。

そんな平成レトロアイテムは、画像、映像で残っているものも多くあり、簡単に情報を収集できるかもしれません。

山下さんは、「ネットの情報は平面的なものです。現物を手にとった時の情報量は比較にならない」と実物から得られる体験にも注目します。

疑似実家を体験できるメルカリ「ウチの実家」

メルカリ「ウチの実家」
メルカリ「ウチの実家」

このような背景を踏まえ、「メルカリ」は、年末に向けた「捨てるをへらす」ための取り組みの一環として「メルカリ『ウチの実家』」を、2023年11月29日(水)より、5日間限定で原宿にオープンしました。

「ウチの実家」は、フリマサイト「メルカリ」で出会えるモノ2000点を集めて展示した“疑似実家”を体験できる没入型施設で、山下さんも企画アドバイザーとして参画。

「ウチの実家」のドアを開けると、疑似お父さんと疑似お母さんが出迎えてくれ、まるで実家に帰ったように「おかえり」と声をかけてもらえます。「ウチの実家」は、居間、床の間、台所、きょうだい部屋の合計4部屋で構成されており、それぞれの部屋に懐かしいアイテムが所狭しと並んでいます。

例えば、コタツの上にはチラシで作った手作りのゴミ箱があったり、ぶら下がり健康器、伝統的な日本人形などが飾られています。居間にはスーパーファミコン、たまごっち、漫画などが置かれており、実際に読んだり、触ったりすることが可能。

木彫りの熊、振り子時計、フラワーロック、チラシで作った手作りゴミ箱など、実際にメルカリで取引されているものが展示されているので、一部の不要品にどのくらいの価値があるか知ることもできます。

「メルカリ『ウチの実家』」は、JR原宿駅から徒歩8分に位置する「UNKNOWN HARAJUKU」にて、2023年11月29日(水)~12月3日(日)の期間、11:00~19:00(29日のみ14:00~19:00)で体験することが可能。入場料は無料、来場者には、メルカリエコボックス、梱包(こんぽう)資材、プロフィール帳をイメージしたメモ帳が配布されます。

年末大掃除で不要品を処分する前に、疑似体験して本当に不要品なのか、その価値を再確認するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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