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やめたら「水道光熱費」が減りました! 家計を助ける【キッチン周りの節約術】

  • 2023.11.29

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。118回目は、ecocoメンバーの朱里さん。今回はキッチンでできるエコなことをご紹介します。

キッチン周りの節約術!

【最近やってるエコなこと】vol.118

キッチンは、水やガス、電気を使ったり、光熱費を多く使うところです。エコなアクションをすることで、少しでも水道光熱費を抑えられたり、ごみを減らしたりできます。朱里さんが普段やっている、キッチンでできるエコなことを教えていただきました。

炊きたてご飯は冷凍保存、兼用できる調理器具を使う

朱里さん 我が家には炊飯器がなく、「STAUB(ストウブ)」という鋳物ホーロー鍋でお米を炊いています。保存は、お茶碗一杯分を保存容器に入れて冷凍したり、炊いたらすぐにお弁当用のおにぎりを作って冷凍しています。

朱里さん 8年ほど前に購入した20cmのストウブを今も使っていて、2人分の鍋や揚げ物、汁物、ジャムなども作れます。
一人暮らしの頃から「専用の道具」はものが増えるだけのような気がして魅力を感じず、炊飯器は購入していません。ストウブひとつで何通りも調理ができるので、とってもおすすめです。

ーー兼用できる調理器具がひとつあれば、あれこれ買わずにモノも減りゴミも減るのでエコに繋がります。
炊飯器で炊いた際も、保温で保存せずに炊きたてを冷凍保存することで、保温状態にしなくて良いので節電にもなりますよ。

繰り返し使えるラップや保存容器を使う

朱里さん 5年ほど前にニトリで購入したシリコンラップと、『スタッシャー』のシリコン保存袋を使っています。

朱里さん きっかけは5年ほど前、「ラップって高価だな」「すぐに捨てるのもったいないな」と感じたことで、今すぐできるごみを減らすアクションとして購入しました。
お皿に蓋をしたいときは、状況によって使うものを変えています。大きめの平皿を蓋代わりに置いたり、スタッシャーに入れたり、シリコンラップを使ったり。
最近ラップを使うのは、遠出するときに持って行くおにぎりを包むために使用するくらいです。こういった工夫で、今では50mのラップを年に1回購入するかしないかくらいの頻度に減りました。

水を出しっぱなしにしない

朱里さん すすぐとき以外は水を止めるのはもちろん、洗う順番に気を付けて節水を意識しています。

節水の3つのポイント

1 油汚れは先にペーパーで拭き取り、燃えるごみに捨てる
2 汚れた食器はたわしでこすってお湯で流す
3 最後に、洗剤を付けたスポンジで洗う

朱里さん いきなり洗剤が付いたスポンジで洗うと、何度も洗剤を足したり、汚れたスポンジをすすいだりと、洗うものが余計に増えてしまいます。
気持ちの良い暮らしのために、ぜひ皆さんもごみや節水の工夫をしてみてください。

ーー「節水の3つのポイント」を意識することで、無駄な水を流しっぱなしにせず、不要な洗剤を使うこともなくなります。また桶などを使い洗い溜めをしたり、食洗機を使うなども節水になりますよ。

<紹介してくれた人>

平野朱里
化粧品メーカー勤務。2015年よりナチュラルコスメ業界に入り、先輩に勧められスタートした"布ナプキン"から、エシカルライフがもたらす好循環に興味を持つ。現在は保護犬と夫の3人暮らし。

<筆者情報>

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

(C) lielos/AdobeStock

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

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