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トリコロール土産は、エリゼ宮が選んだフレンチブランドを。

  • 2023.11.30

マルセイユ石鹸でおなじみのマリウス・ファーブル(写真右)をはじめ、フランスのブランドとのコラボレーションによるフランスコレクション。参加新ブランドの発表はエリゼ宮内、ダニエル・ビュランがインスタレーション『Pavoisé』を施したガラス屋根の下で行われた。photos:Mariko Omura

デパートのギャラリーラファイエットの6エムエタージュはL'Espace Parisienne。スイーツも含めてパリ土産に最適な品々が集められたフロアである。ここにコーナーを持つブランドのひとつが、「Elysée - Présidence de la République(エリゼ- プレジダンス・ドゥ・ラ・レピュブリック)」。これはフランス産の品のエクセレンスをプロモーションしようというフランス大統領の意図のもと2018年に生まれたブランドで、その名は大統領官邸を指すエリゼ宮から。アイテムはモードから台所用品、子どものおもちゃなどさまざまで、たとえばセントジェームスのニットなら肩の金ボタンにエリゼのロゴが入っていたりする。

ギャラリーラファイエットのElyséeコーナー。トルション、マグカップ、グラス、スノードームなど比較的買い求めやすい価格の品が集められている。photos:Mariko Omura

この秋にフランス・コレクションに加わった新たなメイド・イン・フランスの15ブランドとのコラボレーション品がエリゼ宮内で発表された。フランスならではのサヴォワールフェールを駆使しているブランドである。卓球のラケット、紐編みの買い物袋......商品やパッケージにはトリコロールがあしらわれているので、パリのお土産として最強の品々と言えそうだ。海外からの購入やギャラリーラファイエットで扱っていない品の購入はオンラインショップで!

左: 新15ブランドより。手前は南仏のAix&Terraのタプナードとドライトマトのアペリティフセット(17.90ユーロ)。後方はブルターニュのLa Trinitaineのガレット(9.40ユーロ)。右: 手前は、Degrenneのデミタスセット(2客、スプーン2本 112.90ユーロ)。後方のLa RochèreのワイングラスにはRF (フランス共和国)と浮き彫りされている。4脚セットで34.50ユーロ。

左: 新ブランドより。手前はKusimi Tea。後方はAlain Ducasseのチョコレート。右: 新ブランドのひとつ、ライヨールのナイフブランドであるJean Dubost。後方は刃にElyséeと刻まれたチーズ用ナイフ3本セット。

新ブランドより。左: Constant & Zoéのネームタグ(34ユーロ)。右: La Parapluie de Cherbourgのエリゼのロゴ入り雨傘(169ユーロ)。白、紺、赤の3色あり。

新ブランドより。左: Chausse MoutonのCoco Rico室内ばき。大人用、子ども用(写真/39.90ユーロ)がある。右: Papier Tigreのメモ帳(9.50ユーロ)。

Elysée BoutiqueGaleries Lafayette Hausmann40, boulevard Haussmann75009 Paris営)10:00〜20:30(月〜土)11:00〜20:30(日)無休@elyseeboutiqueofficielle

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