蔵を掃除していると【お札の貼られた箱】を発見！→ 忠告を無視して開けた結果"意外な展開"に！？

ダメだと言われると、やりたくなってしまうのが人間の本能なのかもしれません。
今回は筆者の友人A子さんから聞いたまさかな体験談をご紹介します。

屋敷の掃除中、あるものを発見

A子さんが小学生の頃、大祖父が亡くなりました。

大祖父は一人で屋敷に住んでおり、親戚一同が大祖父の家に集まる事になったのです。
久しぶりに親戚達に会えて喜ぶA子さんでしたが、今回集まったのは懐かしむためではありません。
この大きな屋敷を、全員で手分けして掃除をすることになったのです。

各々が手分けして掃除をする中、A子さんと兄は二人で蔵を担当することに。
埃だらけの蔵を掃除していると、兄が大興奮であるものを持ってきました。

「これヤバくない！？呪われてるんかな！？」

兄が手に持っていたのは、お札が貼られまくったいかにも怪しい箱。
A子さんは開けようとする兄を止めて、ひとまず母に渡しに行くことにしました。

親戚一同で箱を開けるかどうか議論した結果、あまりに奇妙だったので開けずにお寺に持って行くことになったのです。

「絶対に開けたらあかんで！」

そう言われたA子さん達でしたが、開けるなと言われたら不思議と開けたくなってしまうもの。
興味津々のA子さんと兄は、なんと皆に内緒でコッソリ開けてしまったのです！

恐る恐る中を見ると……！

中には、古いはがきや便箋が大量に入っていました。
達筆で読みにくいものばかりでしたが、読んでいて驚きました。

なんと全て、大祖母とのラブレターだったのです！！

愛をつづったポエムなども出てきたので思わず笑ってしまったのですが、楽しんでいる最中母が蔵に入ってきてしまい、箱を開けたことがすぐにバレてしまいました。
さらに親戚一同にもかなり怒られてしまい、その日は兄と一緒に大泣きする羽目に。

後日、大祖父のお墓に兄と二人で謝りに行かされたのでした。

まさかの中身に思わずホッコリです♪
きっと大祖父様も、許してくださることでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yukky111