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伊達政宗公も波佐見焼を使っていた!?焼き物の世界が広がる「瀬戸屋」若林区卸町

  • 2023.11.29
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こんにちは わさびママです。 いつも読んで頂きありがとうございます。 寒くなってきました。体調に気をつけて下さいね。

さて、器を見るのが好きな私。お気に入りを探しに陶器市に行きたい!と思いつつ、なかなか行けずにおりました。

そうした中、卸町に東北最大級の陶磁器のショールームがあると聞き、今回「瀬戸屋」さんへ行ってきました!

東北最大級のショールーム

出典:リビング仙台Web

専務取締役の大江さんに案内して頂きました。ありがとうございます

昭和24年11月創業の「瀬戸屋」さん。やきものの持つ「ゆとり」と「いろどり」を地域社会に流通し、用と美のうるおいのある楽しい暮らしを提案している瀬戸物さんです。

やきものの知識が豊富で、取り扱う品々も、作家さんに会い、手掛けられる工程までを知った上で、私たちに届けてくれています。

出典:リビング仙台Web

入口を入ると案内ボードがあります。

出典:リビング仙台Web

3階がショールームです。

ワイングラスの老舗リーデルの展示販売会

所狭しと、色々な食器が展示されいて、心が躍ります。お邪魔したこの日は、ショールームの中央付近にはワイングラスの展示が。

瀬戸屋さん初となる、RIEDEL(リーデル)展示販売会が12月25日まで開催中です!

出典:リビング仙台Web

265年以上の歴史を誇るワイングラスの老舗リーデル

リーデルのワイングラスを実際に手に取ってみました。 触ると薄くて、とても軽い! リーデルのソムリエシリーズは、ニューヨーク近代美術館に永久展示されているとのこと。

子どもも大人も喜ぶ多彩な食器が勢ぞろい

ショールーム内には、さまざまなジャンルの食器が勢ぞろい。子どもが喜ぶキャラクターの食器もたくさんありました。

出典:リビング仙台Web

また、優しい色彩の花柄の器が目に留まり、大江さんにお伺いしたところ、この作品は、女性だけの工房「ゆずりは」さんのもので、とても人気で注文してから1年から1年半かかるそう。

出典:リビング仙台Web

この江戸切子も素敵です。これで冷酒を頂きたい!

楽しいやきものの世界

「最近は、波佐見焼が好きなです」とお話しすると、「伊達政宗公は、お客様用の食器に波佐見焼を使っていたそうですよ」と大江さん。え? 伊達政宗公が波佐見焼!?と驚きました。

磁器は、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に日本に入り、1610年代頃有田で日本最初の磁器が焼かれたといわれていることや、伊万里焼などの歴史、陶磁器についての面白いお話しをたくさん聞かせて頂きました。

出典:リビング仙台Web

味のある備前焼

備前焼の豆知識も。備前焼は微細な気孔や若干の通気性があるので、お花の持ちがいいそうです。目から鱗の事ばかりだー。

ぽってり優しく丈夫な愛媛県の砥部焼

出典:リビング仙台Web

愛媛の砥部焼は、ぽってりとした優しい姿と丈夫さが人気。愛媛県指定の無形文化財となっています。

出典:リビング仙台Web

上の写真の右側が砥部焼のお茶碗。高台が広く安定感あるのがわかります。

お茶碗選びのワンポイント

大江さんにお茶碗選びのポイントを教えてもらいました。

「毎日手に持って使うものだから、ご飯を食べる時と同じように、まずは手にしっくりくるかを確認。肌触り、持ちやすさ、重さ、厚さ、口当たりの具合などしっかりと感触を確かめましょう。両手の中指と親指で作った輪の内径がマイサイズ」とのこと。

お洋服や、靴と同じようにマイサイズってあるそうです。

出典:リビング仙台Web

説明してくれたプロフェッショナルな大江さん。陶磁器の歴史的背景をはじめ、知識が豊富で、窯元さんや作家さんとの交流も盛んで、陶磁器愛が素晴らしかったです。毎日口に入れる食事に使う器の安全性の大切さなども、あらためて感じました。

新たなお気に入りの器を探しに瀬戸屋さんへ足を運ぶと、楽しいこと間違いなしです!

DATA

瀬戸屋 仙台市若林区卸町2-15-7 TEL 022-232-0135 定休日 日曜・祝日 時間10時30分~16時 ※催事等でお休みの場合あり事前確認要 https://www.setoya.co.jp/

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