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「私が悪いんです」上の子がかわいいと思えない。園長先生に相談したところ<上の子が可愛くない>

  • 2024.1.15
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まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。まぎさんは、「上の子がかわいいと思えない」と悩んでいることを夫にも相談できずにいました。ある日、いろちゃんが寝返りをできるようになり、夫とまぎさんは大喜び。するとうなちゃんは自分は褒められていないと主張し始めます。その様子を見ていて苛立ちが止まらなったまぎさんは、いろちゃんを連れて家を出ると、自己嫌悪にさいなまれさらに苦悶することになりました。後日、うなちゃんを保育園に送り、帰ろうとしていたところ、園長先生に突然声をかけられ……。

ずっとつらかった…!

突然園長先生から呼び止められて、私はドキッとしてしまいました。

もしかしたらうなから何か聞いたの……? と心配する私とはうらはらに園長先生からは……。

2人目の出産からのまぎさんの様子が変わったことを気にかけて、声をかけてくれた園長先生。

まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていることを泣きながら話しました。

何も言わずに園長先生は聞いてくれ、「まぎさんは悪くありません、ダメなお母さんでもありません。」と一言。まぎさんの今の状態は、ホルモンバランスの変化や、心に余裕が無いせいで起こっていることで、誰でもなり得る可能性があると言ってくれたのです。

9カ月もの間まぎさんはひとりで悩み、抱え込んでいたのは相当つらかったことでしょう。まぎさんはずっと、上の子がかわいく思えないことで自分を責めていましたが、「上の子可愛くない症候群」という言葉があるように、このようなことは誰にでも起こり得る可能性があるのかもしれません。

悩みを抱えた際は自分で抱え込みすぎず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちがラクになるかもしれないですね。


著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.

ベビーカレンダー編集部

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