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【京都和菓子】知る人ぞ知る創業400年超の老舗!茶店風情の素朴な美味しさ「おせき餅」

  • 2023.11.30

おおきに~豆はなどす☆今回は伏見区京都南インター口にもスグの国道1号線沿いにある老舗の和菓子。江戸時代から続く、茶店風情の素朴な味わいが美味。

伊勢・赤福餅にも似た茶店風情の素朴な美味しさ「おせき餅」

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伏見区国道1号線沿い、城南宮や鳥羽離宮跡にもスグの場所。最近この界隈をよく行き来いているうちに、見つけた和菓子店「おせき餅」。よくよく調べると、この伏見界隈では有名なお店で、創業400年以上にもなる老舗だそうです。もともと江戸時代に、交通の要衝だった鳥羽街道(現・千本通)沿いに、「せき女(せきじょ)」という娘が茶店を開き、旅人に餡を餅に乗せて提供していたのが店の始まり。その娘の名前から「おせき餅」と呼ばれるようになりました。

明治維新、鳥羽伏見の戦いの末、この界隈は焼き払われ、お店もその被害に遭われました。昭和7年(1932年)京阪国道の開通により、この地に店舗を移転。そんな激動の時代を経て、ここで営業されています。

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駐車場も完備され、店内も広々としています。コロナ以前は店内にイートインスペースも設けて営業されていたそうですが、現在ではテイクアウトの対面販売のみ。

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ショウケースにはシンプルにおせきもち、おはぎが箱詰めされたものが並び、さらにおせきもちは基本は白餅を使用されていますが、よもぎ餅とのミックスもありました。

で、今回はよもぎ餅ミックスのおせきもち6個入710円を購入。

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こちらがそのおせきもち。そして、こういった和菓子あるあるですが、保存料等が入っていないようで、賞味期限は当日になります。

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そして、中はこんな様子。なんとも素朴な風貌。若干、伊勢の赤福餅を彷彿とさせる茶店のお菓子然とした雰囲気。ある意味、京都でこういう和菓子って意外とありそうでないというか。

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構造としては、シンプルに平らに丸めたお餅の上に粒餡が乗せてある、そんな様子。そして、お餅は白とよもぎ。

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親戚への手土産にと持参したわけですが、皆で分けていただきました。こちら、白とよもぎのおせき餅。どうでしょう、直径5センチ程度の小ぶりなタイプ。

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モチモチと柔らかいお餅に甘さ控えめながら加水率低めに仕上げられた餡子。小豆の存在感もあり。そして、ただただシンプルな味わいですが、なんとも滋味深く美味。素朴な味で美味しいなぁと皆称賛。

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そしてよもぎ。こちらもよもぎの風味やほのかな苦味。それが餡子と相まって、いくつでも食べられるような美味しさ。もともと茶店で提供していた和菓子ということで、そんな手づくり感あふれる雰囲気を大切に継承されているような、そんな印象も受けました。

日持ちがしない和菓子ということで、地元で消費されることの方が多いと思いますが、車で京都に観光で来られる方なら、京都南インター口にもスグなので、ぜひ味わってみてください!ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:おせき餅
場所:京都市伏見区中島御所ノ内町16
電話:075‐611‐3078
営業時間:8:30~17:30
定休日:月・火曜日

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