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超好待遇だと思っていたビーチ合宿がストレス満載!?男子大学生ならではの問題が…【アメリカサッカー留学記(4)】

  • 2023.11.28

<超好待遇だと思っていたビーチ合宿がストレス満載!?男子大学生ならではの問題が…>アメリカサッカー留学記[#4]

(前回の続き)アメリカの大学でのサッカー部活動が開始し、1軍メンバーに選ばれた僕はプール付きの豪邸で行われるフロリダ合宿に参加しました。

文字通り24時間を共に過ごすことになり、日常の雑事も全てチームメイトと分担して行うため、たった1週間の合宿ではありますが一気に信頼関係を築くことができるのです。

しかし、当然ながら家事が出来るメンバーもいれば、よく言えば「苦手」、率直に言えば「へたくそ」なメンバーもいるのが事実です…。

そんな家事に不慣れなメンバーが食事を担当する事になったある日。
お腹を空かせた僕たちの前に出された食事は、ほぼ丸焦げになった「かつてチキンだった物体」、そしてまるで味のしないスープという信じられないメニューでした。

問題は食事だけでなく、洗濯も洗剤の量を間違えるメンバーもいて、洗い終わったのに汗臭さが残っていることなどもあり、和気あいあいとした中でストレスが溜まる瞬間も多かったことを覚えています。(笑)

そんな合宿中の練習は「朝・昼・晩」の3部構成になっていて、毎日筋肉痛で身体的にもきつい中、昼の練習終わりにはビーチの砂浜でフィジカルトレーニングが行われたりもします。

ただ、辛いトレーニングを終えたあとに飛び込むフロリダの海の気持ち良さは、言葉では言い表す事のできない程の素敵な瞬間でした。

「さすがはフロリダ!」という、澄んだ美しい海で疲れた体をクールダウンさせるなんて、まるで自分が成功者になったように感じたもので、ほとんどのチームメイトがトレーニングよりもイキイキして、つかの間の幸せを噛みしめていました。

夜ご飯が終わったあとにはチームの仲を深めるためのレクリエーション的な催しもあり、日本でいう一発芸のようなものをくじ引きで当たった人が順番にやることに。

僕のいたチームは選手の入れ替えも激しく、毎年新加入選手も多くいるので、知り合って1週間のほぼ初対面の人を相手に一発芸をするのは精神的にもかなり鍛えられました…。

次回は、合宿を経て絆が深まったチームがアメリカの大会で奮闘する様子をお伝えします!

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