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”盲腸”を疑われ検査したら婦人科を紹介され…⇛判明した疾患とは?「病気の怖さを感じた」「症状や兆候は人それぞれ」

  • 2023.11.28

体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。 ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。 産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Hさんの場合……

20代のとき、晩御飯前に少しお腹が痛くなりました。 それが寝る前まで継続的に悪化していき、もう動けないほどの腹痛に襲われました。 翌朝かかりつけ医に相談したら、盲腸の疑いありといわれ、大きな病院に行くことに。 発熱と腹痛を感じるも自転車で向かった私はすぐさま車椅子へ移動しました。 いろいろ検査して盲腸でもなくて、数日入院しても原因は不明でした。 また翌月お腹が痛くなり、またかかりつけ医のところに行きました。 そしたら、「もしかしたら婦人科系の病気かもしれない」とのことで産婦人科を紹介してもらい……。 その産婦人科でやっと腹痛の原因が子宮内膜症だとわかりました。

どんな治療を受けましたか?

ホルモン剤毎日服用して生理を一時的に止めて、卵巣に溜まったチョコレート嚢胞を大きくしない治療をしました。 その治療で子宮内膜症チョコレート嚢胞が落ち着いてきたら不妊治療もできる病院に転院しました。 そこでは卵子を育てるホルモン注射や人工授精にもとりくみました。 お腹に違和感を感じたらかかりつけ医に相談しましょう!

このエピソードに読者は

『子宮内膜症、身近にもちらほら患った人がいるので気になっています。本当に症状や兆候は人それぞれなんですね。腹痛は自分では何が原因か目に見えないし、やはり病院できちんと受診しないといけないんだなと改めて感じました。』 『急に腹痛に襲われることがあると知り、痛みが現れるまでの症状がないということに改めて婦人系の病気の怖さを感じました。腹痛からまさか子宮内膜症だとは思わなかったと思います。もしかかりつけ医の方が婦人系の病気だと気づいてくれなければもっと発見が遅くなっていたかもしれません。日頃からの変化に対して敏感にいなければならないと感じ、またかかりつけ医との連携も重要だと感じました。』 『腹痛だと思って診察を受けたら子宮内膜症だとは……。これはビックリしたと思います。今回は自覚症状が出ていたのが功を奏したという形でしょうか。ちゃんと診察を受けた方がいいですね。婦人系の病気が怖すぎます。』 など、さまざまなコメントが多く寄せられました。

違和感があるときは早めに婦人科へ

盲腸かと思ったら、婦人科で子宮内膜症と診断されたHさん。 もし体に違和感を感じたら、ためらわずに婦人科を受診してみましょう。 ※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。 ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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