みなさまこんにちは。
長くなってしまったので後編です。
お読み下さりありがとうございます。
1年越しで習字を習うことを決意した息子。
10月から習い始めて、大会まではあとわずか1ヶ月。
習字教室では、本当に基礎中の基礎を習います。
例えば、筆は立てる。手首は動かさず、腕をそのまま固定して動かすイメージで。
こんな基本も、習っていないと分からなかったので、親子ともに、ほ〜〜そうかぁ〜!やっぱり基礎を習わないと、いくら家で自己流で練習してもダメよね、、と思い知りました。
習字教室で得たことを自宅練習でも思い出しながらやります。
先生のお手本を見ながら書いていきます。
我が家では、1日2枚書こう、と言って2枚書き、そのうちどちらが上手に書けているかを本人に選んでもらったりしていました。
席上揮毫大会は、本番でも2枚書いて、上手く書けたと思う方を提出します。
集中力もあまり続かないですし、1日2枚ならまだ負担も少ないかな?と思いました。
大会が近づくにつれ、練習量も増え、日に日に息子の字は整っていったように感じました。
もちろん、本人にとっては、慣れないことをやっているわけで、ストレスやプレッシャーを感じていたことと思います。
集中できない!と弟にイライラしたり、上手く書けない!ぼくは下手くそだ!と泣いたりしてしまうこともありました。
でも、1か月前に書いた字と比べて、すごく上手くなっていることは事実でしたので、そのことを息子にも伝えて、どうにか自信を無くさないようにしてほしいなと思っていました。
大会に向けて先生から言われたのは、太く大きく自信を持って書いて、ということ。
私から伝えたのは、上手く書けなくてもいいから、楽しんで、ということ。
時々、習字のことで息子にプレッシャーやストレスを与えすぎているかな、、、と悩むこともありました。
ですが、こういった誰でも参加できることではない大会に出られること、そして、そのために努力したこと、というのは何にも変え難い経験となり財産になると私は思っています。
迎えた大会当日。親子共にドキドキ。
そして迎えた当日。
この時期、周りでは風邪やインフルエンザがとても流行っていて、息子の通う小学校でも、インフルエンザによる学級閉鎖があったクラスもありました。
なので、体調を崩すことなく大会当日を迎えられたことに、とてもホッとするような思いでした。
大会は市内の小学校で行われ、息子と一緒に教室へ。
少し練習をする時間などはありますが、時間になると親は退出し、子供たちの目の届かない場所へ移動。
なんとなーく、独特の雰囲気があり、緊張感が漂います。何をするわけでもない私まで緊張します。
子供が本番で書いている様子などは見ることはできません。
50分ほど待ったでしょうか?
実際の揮毫時間は20分で、その他の待ち時間も合わせて結構長い間待ちました。
終わったあと、息子が出てくるのをドキドキしながら待ちました。
息子は、どんな顔してるだろ?
上手く書けなかったー!と悔しい思いをしていないかな?
特に不安のあった小筆で苦戦して泣いてないかな?
など、不安が大きかったです。
ですが、息子は晴れやかな顔でこちらにやってきてくれました!!
どうやら、思うように書けて満足だったようです。
緊張はしたけど楽しかった!
上手く書けたよ!
と言ってくれて、その姿がとても頼もしく思えたのです。
2枚書いて、上手く書けたと思う方を提出し、もう1枚は持って帰るのですが、その字を見せてもらうと、、、
習字の上手い人から見たら、全然かもしれませんが、私が今まで見てきた息子が書いた字の中で、1番堂々としていて、凛々しく美しい字に見えました。
親バカだと思いますが、緊張感漂う会場の中で、よくぞここまで立派に書いてくれた!!よくやった!!って思いました。
私は習字を習ったこともないど素人ですので、良し悪しなどなかなか分からないのですが、息子の字は嫌というほど見てきました。
その中で、本当に短い期間の中で、成長を見せてくれたな!と思えたのです。
おわりに
席上揮毫大会からの帰り道。
息子に、習字はこれからも続けていくか聞いてみました。
息子は、僕、習字続ける!!
だって来年も席上揮毫大会に出たいもん!!
選手に選ばれたいから続ける!!
と、とても頼もしいことを言ってくれました。
大会も終わり、毎日のように練習する日々は終わり、少し肩の荷が下りたような思いがしました。
私がそう思うのですがら、小2の息子にとっては大きなストレスやプレッシャーだったことと思います。
今でも習字教室を月に3回ゆるくですが通っており、楽しんでいる様子です。
来年も出られるかは分かりませんが、もし出られたらまたブログに記せたらいいな、、と思います。
長い記事にお付き合いくださいましてありがとうございました。
<あんふぁんメイト ai>
夫・長男7歳(小2)・次男4歳(幼稚園年中) お得大好き♪お金をかけずに子どもと楽しめることを追求中