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【市川市】お寺のイメージが変わる「アートのお寺」『安国院(あんこくいん)』

  • 2023.11.28
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こんにちは♪地域特派員のあずきミルクです。 今日は、お散歩中に偶然出会った素敵な場所を紹介します。

秋が深まり、朝晩は寒さを感じるようになりましたが、昼間のお散歩には気持ちの良い気候ですね。ぶらぶら歩いておりましたら、『カフェ始めました』という看板が見えたんです。

出典:リビング千葉Web

お寺とは思えないめちゃくちゃポップな看板!

え?でもちょっと待って。ここお寺なんですけど!お寺でカフェとはびっくりしました。ものすごく興味が湧いて、誘われるように境内へ入りました。真正面に本堂、向かって左に広いお庭とギャラリーがあります。

自然とアートを愛するお寺『安国院(あんこくいん) with 橘ギャラリー』さん

出典:リビング千葉Web

右端に白い布袋様の像があります。お顔がとてもキュートです。

出典:リビング千葉Web

とても広々としていて素敵なお庭。お天気の良い日はこちらでお茶を頂くことができます。

出典:リビング千葉Web

風が気持ちよく通り抜けるお庭で、お茶を頂きました。あまりに気持ちよくて、だいぶ長居してしまったほどです。横にある藤棚に掛かっている風鈴の音も心地よかったです。ちなみに、わんちゃん連れでも大丈夫ですよ。

出典:リビング千葉Web

藤棚には、地域のイベントで展示された、アーティストさんによるのれんが掛かっていました。

本堂を見せて頂きました

安国院さんは自然を愛する日蓮宗のお寺で、700年以上の歴史があるそうです。

出典:リビング千葉Web

ご住職がアーティスト!

理系出身の若いご住職は、なんとCG研究者でありアーティストでもいらっしゃいます。 本堂にはご住職自ら製作された素晴らしい屏風がありました。

お寺の屏風といえば、日本画のものが有名ですが、こちらは、コンピューターが数式で作り出したアートとのこと!!正直、私には難しくてちゃんと説明できないのですが、安国院さんに行かれれば、ご住職に説明を聞くことができるかもしれませんよ。

タイトルは『漸花式~recurrence flowers~』

出典:リビング千葉Web

間近で見ると、美しい色と曲線がずーっと奥まで続いているんです。吸い込まれそうな感覚になりました。このようなアートをお寺で拝見できるとは、本当に貴重な体験でした。

橘ギャラリー

出典:リビング千葉Web

こちらの写真は、『懐かしの昭和レトロ展』が開催されていた時のものです。

こちらのギャラリーは今年2023年の5月につくられました。 元々幼稚園だった建物を、カフェを併設したギャラリーにつくり替えたそうです。たくさんの人に愛されるお寺であり続けるため、憩いと学びの場を提供したいと考えられたとのこと。

アートの展示、コンサート、講演会、ヨガ教室など多彩な文化芸術の発信拠点として、また人々の癒し、憩いの場所として活用されています。

ギャラリーのデザインは著名な空間デザイナーの赤瀬公男氏の手によるものです。内部は美しく機能的で、庭に面する一面の大きな窓から瑞々しい緑が目に飛び込んできて、大変気持ちが良いです。

出典:リビング千葉Web

見た目も美しく、しかもとても手に馴染むカップです。

カフェメニューはこちら

出典:リビング千葉Web

まだ試行錯誤の途中とのことで、付箋はご愛敬。でも頂いたコーヒー、とっても美味しかったです。種類豊富なジュースもおすすめ。また、一年を通してふわふわかき氷を提供しています。

境内で見かけたいろいろもご紹介

お庭にあるこちらの大きな木は、珍しい冬桜。画像では見づらいですが、ちらほらと可愛い花をつけています。

出典:リビング千葉Web

毛髪供養の碑がありました。珍しいですよね。日本橋や京橋の理容師さんが、髪の毛の供養に来られるそうです。

出典:リビング千葉Web

お寺に珍しいソテツ。立派ですよね。黄色い花をつけるそうです。

出典:リビング千葉Web

お庭のあちこちに可愛いカエル君たちがいてほっこりしました。

出典:リビング千葉Web
出典:リビング千葉Web

枯山水の中にもカエル君

お寺に足を踏み入れるだけでも敷居が高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方にこそ、ぜひ安国院さんを訪れて頂きたいです。

現在の運営は12時から18時までですが、将来的にもう少し時間を延長する計画もあるみたいですよ。楽しみですね。

出典:リビング千葉Web

イベントの情報は、SNS等で随時発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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