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【東京の和菓子屋】名曲だんご3兄弟のモデルになった「茂助だんご」が絶品!:kazumiとワヌ山の和菓子の時間

  • 2023.11.28

モデル・kazumiさんが大好きな和菓子屋さんを紹介する連載。仲良しのワヌ山さんと楽しく紹介していきます。今回、kazumiさんとワヌ山さんが訪れたのは、創業120年以上の老舗の和菓子店“魚がし 茂助だんご”。あの名曲「だんご3兄弟」のモデルにもなった名店です。

和菓子の時間を楽しむのは……

ワヌ山

犬。口癖はワヌワヌ。ワヌ母(作者)と北陸地方に住む。甘いものに目がない。

kazumi

モデル。和菓子文化コーディネーターと和スイーツセレクトマイスターの資格を持つ。

ほっとするやさしい甘さに癒されます

季節の移り変わりに年々鈍感になっていく私に、和菓子はいつも季節の知らせを教えてくれます。和菓子は季節を先取りし、それを表現するもの。今回、訪れたのは豊洲市場にある「茂助だんご」です。

「酒」と「甘味」をこよなく愛した初代の茂助さんが日本橋魚市からはじめ、粋な手土産として魚がし名物に。築地、豊洲と市場と共に成長し、魚がしの人々をはじめたくさんの人々から愛され続け、あの名曲の「だんご3兄弟」のモデルにもなったお店です。

早速いただいた「うぐいす餅」は、天然の青大豆の粉がふかふかに塗された餅の中には、あっさりとした味の滑らかなこしあんが。一口食べると、お布団のようにやわらかく、ほっとするやさしい甘さが染み渡り癒されたのでした。

緊張が走る瞬間、それは、菓子切り入刀。あんことお餅が綺麗に切れて、美しい断面が見られたら、それだけでよい気分。

いただいた和菓子:うぐいす餅と茂助だんご

うぐいす餅

小振りで上品な餅の両端を少しつぼめ、うぐいすの頭としっぽに見立てて作られた早春の和菓子。上質な素材にこだわり、自然のものを相手にしていることを忘れず、真摯な製法で作ることにこだわり続けている。

茂助だんご

名物の「茂助だんご」はこしあんは3つ、醤油はうるち米を使った上新粉に醬油で味付けしたシンプルな団子が4つついており、食べだすと一気にペロリ。

手土産におすすめ!

頭にお椀、ヒレには団子をつけた愛らしい最中。皮はこがね餅、お腹の中にはふっくらした最中専用の粒あんと求肥が詰まっていて、見た目も味もこだわりの商品。

今回のお店:魚がし 茂助だんご 豊洲本店

創業120年以上の老舗の和菓子店。2月より、自宅で楽しめる上生菓子手作りキットを販売。

東京都江東区豊洲6-6-1 管理施設棟302(7街区)
TEL:03- 6633-0873
営業時間:6:00~15:00
日祝(市場休)休

*掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります

model:kazumi illustration:wanuyama photograph:Keiko Ichihara

リンネル2021年4月号より
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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