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「数万円」損していることも!保険を見直したほうがいいケース

  • 2023.11.27
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結婚や出産を機に、保険に入った人もいるだろうが、放置していると必要のない保険料まで払い続けてしまうことがある。保険で損しないために、次のことはよく確かめておこう。

■保険を見直したいタイミング

就職や結婚、出産をきっかけに生命保険に入ったり、保障内容を手厚くしたりする人は多いが、そのあと放置していると、必要のない保険料まで支払い続けていることがある。保険で損をしないために見直すべきタイミングを見てみよう。

●住宅ローンを組んだとき

住宅を買ってローンを組んだときは、生命保険(死亡保障)の金額を減らせることが多い。 住宅ローンを組むときは、団体信用生命保険(団信)に入ることがほとんどだからだ。

団信とは、住宅ローンを利用している人が死亡、または高度の障害状態になったときに、生命保険会社が代わりに完済してくれる保険で、その後の返済が不要になる。

住宅を買う前から死亡保険に入っている場合は、万が一家賃を支払えなくなったときのことを想定した保険料を支払っていることが多いが、団信に入れば家賃のための保険料は不要になる可能性があり、見直すことで安くできる。

保険料がどれくらい安くなるかは、保険会社やプラン、家族構成などによって変わるが、終身タイプの生命保険であれば、月々の保険料が2〜3万円以上安くなることもある。

●定年退職したとき

定年退職してからも、配偶者への保障のために生命保険に入り続ける人は多いが、年金をもらい始めれば、万が一のときに残された配偶者の生活費はある程度保障されるので、今の保障内容でよいのか見直そう。

自分の葬儀費用の確保のために生命保険に入るという人も、基本的にはそれほど高額の保障でなくても対応できる。

また、定年退職すると、健康への不安からつい高額の医療保険に入りがちだが、保険料と保障内容が見合っているのか、冷静に判断してほしい。

■「保険を見直したほうがいい」ケース

自分の生活のスタイルに合わない保険は、保険料に対してメリットが見合わず、損といえるかもしれない。次の視点で、自分にとって必要ない保険料を払っていないか確かめよう。

●免責期間がある医療保険

免責期間は給付金を受け取れないため、免責期間がある保険だと、いざというときの対策にならないことがある。

たとえば、免責期間が3日ある昔の医療保険では、入院4日目からしか給付金を受け取れない。入院しても3日以内に退院したとなると、給付金をもらえないのだ。

最近は医療費を抑えるため入院期間が短くなってきており、医療保険も免責期間のない1日目から給付金を受け取れるタイプがほとんどになった。

昔の医療保険に入っている人は、免責期間がないか確かめ、場合によっては乗り換えも考えよう。

●ライフステージに合わない保険

ライフステージごとに保険を見直さず入りっぱなしにしていると、メリットに見合わない保険料を払い続けることになりかねない。

たとえば、子供が生まれて妻が退職したことから、夫が亡くなったあとの妻子の生活を守るため、夫が手厚い死亡保険に入ったとする。

その後、子育てが落ち着いて妻が就職し、子供も独立したら、そこまで手厚い死亡保障は必要ないかもしれない。

ライフステージに合わせて保障を見直し、場合によっては保険をスリム化することも大切だ。

文/編集・dメニューマネー編集部

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