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「結婚式のことはショックだった」不倫女をかばう妻は、ある提案をしてきて?<妻の友人を抱いた夫>

  • 2023.11.27

結婚式を迎える1週間前、お酒で酔ってしまったヒナタは妻・ユリの友人、モネと一夜を共にしてしまいます。その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式を迎えるのですが、会場にはユリの友人たちが集まっていて、その中にモネもいたのでした。モネはヒナタに好意を抱いているようで構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきました。式中はモネにかき乱されしまったため、波乱の結婚式となったのですが、なんとか無事に終了。式が終わると、モネとは疎遠になり、平穏な日常に戻ったのでした。

ユリも無事に出産を終え、家族が増えて慌ただしい毎日を送っていたのですが、ある日突然玄関のチャイムが鳴ると、そこには赤ちゃんを抱いたモネの姿がありました。ユリが話を聞くと、結婚はしておらずシングルマザーとのこと。

母親とは険悪な関係のため実家は頼れず、幼いころからの友人であるユリの近くに引っ越してきたというモネ。お互いママ同士ということで、子どもの情報を共有しつつも、持ちつ持たれつの関係を築きたいと言い出したのです。

モネの言葉にユリは賛同したものの、モネが帰ると2人の間に微妙な空気が流れました。モネのことに対し「結婚式のことがあったのに、なんで?って思ってる?」と、ヒナタに問いかけるユリ。ヒナタが返答に困っていると、ユリはさらに話を続けて……?

結婚式を無茶苦茶にされても、妻は友人のことを信じていて…

「結婚式のあとから、ずっとさ、

考えてたんだよね……」

「私たち昔から一緒にいたのにたった1日で

終わりになっちゃったのかなって」

「結婚式のことはもちろんショックだったけど……

モネは酔っぱらってたし」

そう言うと、"モネに悪気はなかったと思う"と話すユリ。

「結婚式のモネじゃなくて、

今までのモネを思い出して判断しようと思ったの」

さらにユリは同じママ友としても、

モネを助けたいと言い出します。

「だからヒナタもあの子と仲良くしてあげて!!」

ヒナタに向かって、最後にそう声を掛けたのでした。

◇ ◇ ◇

結婚式をモネに無茶苦茶にされたにもかかわらず、「酔っぱらっていたから」「悪気はなかったと思う」などと言ってモネをかばうユリ。「結婚式のモネじゃなくて、今までのモネを思い出して判断しようと思った」という言葉には、モネを大切に思うユリの気持ちが反映されているように感じました。モネもこんなにいい友だちを困らせるような行動は慎んでほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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