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定年後を快適なマイホームとともに。知っておきたい改築のポイントと補助金制度

  • 2023.11.27
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老後は体力が衰えたり運動機能が低下したりするので、家の中で事故が起きることも少なくありません。事故防止や老朽化対策のために、マイホームの改築を考える方も多いのではないでしょうか。

では、老後のマイホームの改築ポイントと必要な費用について見てみましょう。

■マイホーム改築ポイント

マイホームの改築で優先すべき改築ポイントは3つあります。老後の生活費も確保しないといけないので、決まった予算内で改築しましょう。

●ポイント1:バリアフリー化

段差は転倒につながりやすくケガの原因になるので、バリアフリー化で段差を解消しましょう。階段など段差をなくせない場所には、手すりを設置するとよいです。

●ポイント2:断熱リフォーム

熱中症やヒートショックの予防のためにも、断熱性能を高めて室温の変化を緩やかにしましょう。床暖房や浴室暖房の設置もおすすめです。

●ポイント3:耐震性の強化

住宅が古い場合、現行の耐震基準を満たしていない場合があります。大地震に耐えらず倒壊するおそれがあるため、安心して暮らすためにも耐震補強をしましょう。

■改築費用の相場

主な改築費用の相場は以下のとおりです。参考にしてみてください。

●バリアフリーリフォーム

・段差解消…5〜28万円 ・手すりの設置…5,000〜5万円 ・すべりにくい床材に変更…4万〜20万円

●断熱リフォーム

・壁に断熱材を施工…1平方メートルあたり4,000~3万円 ・天井や床下の断熱化…1平方メートルあたり4,000~8,000円 ・内窓の追加…1カ所8~30万円

●耐震リフォーム

・筋交い施工…1カ所5~20万円 ・耐震パネル施工…25~65万円 ・屋根の軽量化…80~150万円

■活用できる補助金・減税制度

住宅の改築には、さまざまな助成金や減税制度が活用できるので、改築する場合には申請して活用しましょう。

●長期優良住宅化リフォーム推進事業補助金

省エネルギー化や長寿命化など、住宅の性能を向上させる改築をする場合、費用の一部を負担してもらえる制度です。補助金額は工事内容によって異なり、50〜250万円程度です。

●居住介護住宅改修費

要介護の認定をされている場合に、住宅のバリアフリー化のための改修が必要だと判断されると助成を受けられます。支給限度額は20万円です。

●リフォーム減税

一定の条件を満たす改築を実施すれば、減税を受けられることがあります。所得税、固定資産税などが減税の対象です。10年以上の住宅ローンを組み、リフォーム工事を行った場合、年末時点の住宅ローン残高の0.7%にあたる額が所得税から控除できます。減税期間は10年間です。固定資産税の軽減額は工事の種類によって異なり、減税期間は1年間です。工事完了後3ヶ月以内に申告しなければいけないので、注意しましょう。

■老後も快適なマイホームに!

老後は自宅で過ごす時間が長くなるため、安全に快適に過ごすためにも改築は必要です。

しかし、家全体を改築するとなるとかなりの費用がかかるので、計画的に補助金や減税制度をうまく活用していきましょう。

阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) FP1級、CFP保有。保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。

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