ママ友グループが崩壊！？【他人の噂を垂れ流すママ友】のせいで → 保護者間で大トラブルに！？

噂好きの人はどこにでもいます。お付き合いの仕方を考えないと、とんでもないトラブルに発展してしまうことがあるので、注意しなければいけません。これは筆者が実際に体験した、噂好きな迷惑ママ友のお話です。

とにかく噂好きなエミ

息子と同じクラスのママ友・エミ（仮名）は、とにかく噂話が大好き！学校行事があるたびに誰かを捕まえては根も葉もない噂話で盛り上がっていました。

私は引っ越してきたばかりだったので、まだママ友のグループに所属していなかったせいか、エミのカモになってしまい、聞きたくもない噂話を毎回聞かされていました。

運動会の日に、とんでもない事件が起こりました。

ママ友グループAのユウコ（仮名）がママ友グループBのサトミ（仮名）の悪口を言っているという話が尾ひれをつけて広がり、ちょうど顔を合わせたユウコとサトミがグループを交えた大喧嘩になってしまったのです。

何でそんな話になったのか……サトミがサッカーのコーチと不倫をしているだの、担任の先生と怪しいだのと、サトミが言うには身に覚えのないことばかりをユウコが言っているとのこと。

ユウコは「そんなことを言った覚えがない。濡れ衣だ！」と怒り心頭。他のママ友も加わって、大騒ぎになりました。

ママ友グループCのカヨ（仮名）が仲裁に入り、何とかその場は収まりました。よくよく話を聞くと、サトミにユウコが悪口を言っていると吹き込んだのはエミであることが分かったのです。

確かに2人がもめている間、エミは知らん顔をしてその場にいませんでした。カヨは運動会が終わった後、当事者を全員集めて話をすることにしたのです。

カヨはエミに対し、何でサトミの悪口をさもユウコが言っているなどという嘘をついたのかと問いただしました。周囲にはママ友グループA・B・Cのメンバーだけではなく、同じクラスの保護者たちが勢ぞろい。さすがに言い逃れができないと観念したのか、エミは自分が言い出した根も葉もない噂話であることを認めました。

「あなたのことは誰も信用しないし、今後同じようなことをしたらご主人にも全てを話して責任を取ってもらう。」とカヨは宣言。その言葉通り、運動会の後は誰もエミと話をしなくなりました。

思えばエミは私にもいろいろなママ友の話をしてきていました。ただ私の場合はぶっちゃけた話ができるママ友がまだいなかったことが幸いしたのでしょう。トラブルの発端にならずに良かったと心からホッとしました。

「悪気がなかった」とエミは言っていましたが、あれだけのトラブルを引き起こすことになりかねない噂話は、本当に怖いと思います。八方美人を通り越した噂好きのエミは、結局友達は1人もできなかったようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K