1杯のラーメンを注文した親子…母親「どうか私を通報してください」店主「へ…？」⇒この発言の意味を知った後…『まさかの展開』に！？

皆さんは、困っている人がいたら手を差し伸べますか？今回は「ラーメン屋を訪れた親子」を紹介します。※この物語はフィクションです。

イラスト：進撃のミカ

母親からのお願い

毎日閑古鳥が鳴く、廃業寸前のラーメン屋を経営している主人公。 ある日、その日初めての客としてボロボロな格好をした親子が来店しました。 子どものために、1杯のラーメンを注文した母親。 子どもがラーメンを食べ始めると、主人公を外に呼び出しました。 そして母親は「…今すぐ警察を呼んでいただけませんか？」と言ったのです。 なんと親子はラーメン代を持っていなかったようで…。

深々と頭を下げて…

母親は驚く主人公に頭を下げて「どうか通報してください」と繰り返しました。 夫を亡くしたあと、勤め先が倒産し、食べることにも困っていたという親子。 母親は捕まることを承知で、娘においしいものを食べさせようとしていたのです。 その話を聞いて、親子を離れ離れにさせるわけにはいかないと考えた主人公。 母親にもラーメンをごちそうすると、主人公の家に住むように言ったのです。 主人公の家で暮らすようになった母親は、恩返しのために主人公の店を手伝い始めました。 すると元気な子どもと接客経験のある母親のおかげで、店は活気を取り戻したのです。 主人公は店の経営に悩まされなくなり、親子に感謝するのでした。 ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。 （lamire編集部）