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娘は「交渉材料」だった…?別居中の夫に懇願。不倫妻が必死になるワケとは!?<ご近所トラブル物語>

  • 2023.11.26

庭野はなさんの娘・つむぎちゃんは、近所に住む同い年のサラちゃんと大の仲良し。サラちゃんの母親・リカさんは不倫をしていて、不仲な夫とは別居していました。不倫相手に会うためにサラちゃんをはなさんに預けていたリカさん。理不尽にはなさんやサラちゃんを怒鳴ったり、責めたりすることがありました。しかしはなさんは、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちで、リカさんへの苦手意識を胸に納め、付き合いを続けていました。ある日、リカさんから「自分は子育てに不向き。」と相談を受けたはなさんは、「サラちゃんのことを一番に考えるべき」と助言をしました。自分勝手な行動が目立つリカさんでしたが、子どものことで悩んだり、思いやりのある行動をしたりすることも。「不器用だけど本当は子どものこと想ってる……?」と、はなさんはリカさんに対する苦手意識が薄れていましたが……。数週間後、リカさんは、「用事ができちゃって、夜、サラを預けさせて!」と強引にサラちゃんを預け出て行ってしまったのです。

その後も、3日連続でサラちゃんを預け、出かけたリカさん。

そんなある日、はなさんはご近所さんから「サラちゃんのママがまた男をつくって夜に出歩いている。電車で2時間もかかる駅のホームで男に土下座していた」という話を聞いたのです。

怒りに震えるはなさんは、リカさんを問い詰めます。するとリカさんは、「家族みんなで暮らしたい」とお願いするため、別居中の夫を訪ねていたと説明しました。

夫に「サラを幸せにしてあげたい! お願い!」と土下座していたリカさんは……。

妻の土下座に夫は…

「サラのために、私と暮らして!!」

家族みんなで暮らしたいと願うサラちゃんを思い、夫に土下座するリカさん。駅前での出来事に、人だかりができていました。

すると夫はため息をつきながら、リカさんに手を差し伸べます。

「娘のこと、交渉材料としか思ってなかったクセにどうしたよ?」

そして、申し訳なさそうな表情を浮かべるリカさんに、「なにその顔。魂誰かと入れ替わったんか?」とひと言。夫は、リカさんの変わりように、驚きが隠せません。

そして、「それが本心なら……わかったよ。サラのために……!!」と、人目もはばからず土下座するリカさんに、夫は首を縦に振りました。

しかし……。

「ただ……ひとつだけ条件が……」

リカさんに条件を突きつけるのでした。

自分のことばかり優先してきたリカさんが、サラちゃんを思い必死になる姿に、前向きな返答をした夫。人混みの中で土下座までしたリカさんですが、子どものためなら、親はどんなことでもできるのかもしれません。

皆さんの周りには、リカさんのように、急に人が変わったかのように考え方や言動が変化した人はいますか? そのような人から急にお願い事をされたとき、すぐに聞き入れることができますか? それとも、本心なのかを見極めるためにも、少し様子を見ますか?


著者:マンガ家・イラストレーター こばぱぱ

ベビーカレンダー編集部

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